4月2日にはまだつぼみ状態であったクサイチゴが8日には白い花弁を広げていた。はじめて出会う甲虫をクサイチゴの葉の上に見いだして、この毛深い甲虫はキスイモドキらしいと見当を付けた。触角の先がふくらんでいて棍棒状になっている。体長は4~5mm。 クサイチゴは公園の雑木林でありふれた植物だが、そこにキスイモドキ科という甲虫がいることにこれまでまるで気づいていなかった。しかし、一度気づいてみると、花粉を食べに集まっているらしいのが幾らでも目につく。さかんに交尾していた。ズグロキスイモドキなど何種かいるらしいがとても区別できない(参考 吉崎ネット甲虫館 キスイモドキ科)。 |