ワカバグモ (若葉蜘蛛 ;クモ目カニグモ科)

浅間山公園のいつものコースを回ってみたら、杭の上に小さな緑色のクモがいた。体長はせいぜい4~5mm。ワカバグモの幼体なのだろうと思う(新海栄一『日本のクモ』には、出現時期が4~10月としてある。これは「成体が多く見られる時期」と解説にある)。脚が薄くピンクがかっていて、繊細でとても綺麗だ。尻から糸を引いているのがかすかに見える。
真冬の昆虫は“皮むき”法ぐらいしかないが、クモ類は案外活動しているようだ。真冬のクモ狙いというのも面白いかも知れない。

('14) 1月2日撮影 於府中市
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