浅間山公園の古い切株の端に、小さい虫がいるのに気づいた。肉眼では細部までわからず、漠然と未知の甲虫じゃないかと期待して撮影しはじめた。ファインダの中で、グンバイムシらしいことが分かった。 調べてみると、耳のような三角形が複眼の位置まで飛びだしている特徴的な形から、ヒメグンバイであることはすぐ分かった。体長は翅端までで4~5mm。ケヤキやコナラをホストとするそうだから、この辺りに多いはずであるが、わたしは初認。グンバイムシなどを探すつもりで樹木の葉を調べることをしないためだろう。4,5月の青葉の季節に見つけたいものだ。 |