アシブトマキバサシガメ (脚太牧場刺亀 ;カメムシ目マキバサシガメ科)

落葉の季節になると、わたしは自称「落葉掻き」という探虫をする。霊園の通路に溜まった落葉を掻き分けて、そこにひそむ虫を見付けて撮影する。ザルなどを用いた「落葉篩い」ではなく、たんに落葉を掻き分けるだけのところが、無手勝流のわたしらしいとひそかに拘っている。
素速い動きの赤と黒の派手な模様が目立つのが、落葉と砂利の中を逃げだした。7~8mmで落葉の破片や小石の間を逃げ回る。頭を突っ込んで静止するので赤い背中は写せるのだが、頭部を写したのはこれだけ。すこし、カメラブレがある。

('13) 11月1日撮影 於府中市
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