トウキョウヒメハンミョウ (東京姫斑猫 ;甲虫目ハンミョウ科)

わたしが歩く公園・緑地ではもっとも多いハンミョウ。初夏から秋まで散策路では幾らでも見かける。写真のように交尾しているペアもかなりの割合でいる。ハンミョウ類は地上を走って逃げるようにするので“道おしえ”の異名ができたのだろうが、トウキョウヒメハンミョウは地上を走るが、ちょっと飛んで草の上に止まる。
トウキョウヒメハンミョウ(9mm)はコハンミョウ(13mm)と比べるとはっきり小さく、赤味がかって見える。面白いことにトウキョウヒメはタイワンヒメハンミョウの亜種で、九州の小倉と東京で広まったものだそうだ。白点が4つあるもの(ここ)もよく見かける。

('13) 7月25日撮影 於府中市
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