ツマアカマルハナノミダマシ (褄赤丸花蚤欺 ;甲虫目マルハナノミダマシ科)

長さ1mほどの丸太が散策路に沿った草の間に転がっていて、その上を長さの方向へ走りぬける黒い甲虫がいた。フラッシュを使いながら何枚か写すことができた。3~4mm。撮影中は気づかなかったがPC上で見ると、まるでハナノミの体形なのである。上翅の末端がきれいな赤橙色である。この写真では赤橙がはっきりとは出ていないが、角度によってはとても鮮やかに見える(これ)。
ハナノミを探しているうちにハナノミダマシ科というものが在ることを知り、更にマルハナノミダマシ科というものを知った。この種は観察目録などには揚げられているようだが、ネット上には写真が数えるほどしか出ていないので“絵合わせ”では何ともならない。大間違いの可能性はあるが、浅間山公園での写真記録としてアップしておく。なお、図鑑では「体長2.5~3mm」としているので、わたしが見た印象よりはひとまわり小さい。

('13) 7月3日撮影 於府中市
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