ニホンヒラタタマバチ (日本扁玉蜂  ;ハチ目ヒラタタマバチ科)

いつもの散策路の枯木材置場で樹皮表面を探虫していると、見なれないハチが来て止まった。止まってから動きだして、また止まる。そういう動作を数十秒やって視界から消えた。目立たない色合いだが“稀(レア)ものだな”という印象があった。
ただ、こういうハチはまず種名を決められないだろうと思いながら、ネットで寄生蜂などを探索し始めたら、なんとすぐ行き当たった。専門家が作っているサイト「寄生蜂情報 Information station of Parasitoid waps」にちゃんと出ていた(ここ)。腹部が縦にたいらなのだそうだ。残念ながらわたしの写真にはその角度のものが無かった。微小種が普通のタマバチ類では例外的に大きいそうだ。体長10~20mmという。「エノキおよびクヌギの立ち枯れに飛来」するという観察例が揚げてある。

('13) 5月13日撮影 於府中市
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