かしゃぐら通信   Index

ロバート・ノックスの「食べる」シンハラ語
ノックスが彼の「セイロン史」でシンハラ語に触れたとき、最初に下の文例からシンハラ語会話を始めました。そう、,ノックスの”会話教本”は「食べる」シンハラ語から始まるんです。
1658〜1680年の23年間、カンディ王国で軟禁生活を送ったノックス。「食べる」言葉の習得はサバイバルの第一歩だったんです。
さあ、生存のための会話術です。飽食の時代は過ぎました。私達の日本だって、いつ飢えて凍え死ぬやも知れない不確定の時代。飢餓の時代には南の島へ一時避難。
彼の覚えたシンハラ語を追体験しましょう。
下の表は『セイロン史』の中の“シンハラ語会話法”にある一節(p.108)。17世紀のシンハラ語ですが今と変わりません。この会話術で「食う」の活用も覚えられます。

●例文をクリックすると、やさしい解説が現れます。
      *解説の中のシンハラ文字はマウスでポイントしてくださいね。
          カタカナで読みが出てきます。