9/15 1回戦。
てっきりスタジオで撮るのかと思っていたが、家から電車で40分のところまで。
乗換が無いのがせめてもの救い。
朝5時半起床。
思ったとおり、貧血気味。
食欲ゼロ。でもなんとかパンを1コ。
身幅と袖を細くして、ボタンを変えただけの長袖ワンピースを着る。
集合よりも20分くらい早く着いてしまう。
MDを聞きながら待つ。
血が下がる。
集合時間7時15分になると、おばさんに挨拶しているAD1らしき人が登場する。
多分、そうだろうと思い、こちらから挨拶。
やっぱりそうだった。
時間を過ぎてももう1人が来ない。
っつーか、とっくにそこにいたのに…。
ちょっと声かければいいのに…。
車に乗せられ、撮影場所となるマンションへ。
結構遠い。
現場に着くも、車から降ろしてもらえず。
時間は過ぎていき、それとともに気温が上昇。
とにかく眠い。
締め切った車内で気分が悪くなっていくので、窓を開ける。
気付いたAD1がエアコンをつけたので、また窓を閉める。
やっぱり気分が悪い。
皆眠いのか、無言のまま9時半まで過ごす。
やっと移動。車で近くの公園へ。
ゼッケンを渡される。
私の名前は古い漢字を使うのだけれど、やっぱり新字を使われていて、やや気分悪。
どんどん気温が上昇していく。
真夏の暑さ。
4人揃って、対決前の意気込みと、対戦カードを決める為のくじ引き、
1回戦用の古着選びを撮る。
進行はおさる(アニマル梯団)
今まで漫才がつまらないイメージしかなかったが、人あたり良く、程ほどに気を使ってくれて好印象。
後にいたゲートボーラーの方々から
「いつまで待てばいいのか!」とお怒りの言葉。
本当、公共の公園を何だと思ってるんだろ。
Uの指示でトラックの荷台に上って、古着を選ぶ。
ワシ、スカートなんですけど、よじ登らせますか?
っつーか、今だにUの役職がわからん。
ディレクターがいると黙りこくって指示されたことしてるけど、ADには威張ってるし。
マンション内の会場へ。
普段は住民の為の集会場として使用している20畳ほどのところ。
ライト、カメラなどの器材の他、ミシンとアイロンがある為
電気が落ちてしまうということで、エアコンがOFF。
自分の作業台で準備をするが、だんだん気持ち悪くなっていく。
昼近くになって、やっと
「選手の方は、部屋の下見を撮りますので来てください」と声をかけられる。
マジ、本格的に気持ち悪い。
多分、これは腹の空きすぎなせいかも、と思い、おにぎりを無理無理食べさせて頂く。
即、撮影。なんとか終了し、作業台へ戻る。
とりあえず持参した胃薬を飲んでみる。
作業開始は午後1時近く。
作っている時は、時間の無さと、暑さと、道具の位置やセッティングの不備でイライラ。
意識も朦朧。
それでも、撮影用に手を何度も止められたり。
ロックミシン使うのに、いちいち珍しがる。
「かがり縫いって何ですか」って超、超、超、初歩的な質問。
正常な状態だったら答える余裕あるんだろうけど。こっちは死にそうなのに。
夕方になり気温も下がってきて、私の血圧も上昇。
5時間過ぎたが、やっぱり、私も相手も完成できず。
30分延長してもらえることになり、気持ちにも余裕が。
予定通りとはいかなかったが、妥協したところで、完成。
審査用のセッティングをする為に、移動。
審査をして、作業部屋に戻ると、相手はまだ作っていた。
夜7時半近くお腹が空いた感じはなかったが、相手が審査されている間、無理やりお弁当を食べる。
審査結果発表。
辛うじて勝つ。
17日に撮影に行かなくて済むのでホッとした。
全て終了したのが夜9時。
会社に戻るディレクターに送ってもらって、帰宅したのが夜10時半。
マジ、今年一番の暑さを体験して、何度もあの世に行きかけた。