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DIYで収納庫と階段を兼ねたウッドデッキ

(こちらもどうぞ→初代:屋根付きウッドデッキ。 二代目:サンルーム付きウッドデッキ。 息子宅のウッドデッキ)


自宅を建て替えたので、新たにウッドデッキを作った。
今度は老人向きの平屋建てとしたので、庭がほとんど無くなってしまい、屋外の収納スペースが不足した。
また、掃き出し窓の地上高さが高すぎて、庭の出入りが難しくなった。

そこで、収納スペースにもなり、窓から出入りする階段にもなるようなデッキを制作。
庭が広いからウッドデッキを作るのではなく、逆に、狭さを克服するためのウッドデッキである。
屋根なしのウッドデッキなら、開放感があるから、狭い庭も窮屈にならない。



完成したデッキ

地面や家に締結しないで置いてあるだけだが、L字型の全体をつなぎ合わせてあるので、ぐらつかない。

作り方はいつもと同じ。
2×4材の枠を組んで、


仮柱で望みの高さに上げて、全枠を上げたら、互いに位置合わせをして、全体をコーススレッドでつなぎ合わせる。


その後、枠ごとに2×4材の束柱を取付ける。
手すりを付ける場所には、長い束柱(2×4の2枚合わせ)を上に突き抜けさせる。

床材の2×6材を打ち付けて、その側面に2×6の飾り板を貼る。

手すりの上板も2×6材、X字は2×4材。

デッキ下は全部を収納に利用。

ここは手前の台を動かすことで、プラケースが引き出せる。

タイヤも収納。

普段は見えないように、薄板(1×6)を前面に引っ掛ける。

今回は水性のキシラデコールで塗装。

丸2日をかけて、階段と収納を兼ねたウッドデッキが完成。


建替え前の家から外してきた、物干し竿ホルダーも取付けてある。






息子宅のサンルーム付きウッドデッキ


2代目デッキの使い勝手が素晴らしかったので、息子宅にも同じようなものを制作した。
使用木材は、根太・柱・手すりに2×4材、床材に2×6材。
コーススレッドは65ミリと75ミリ。
防腐塗料はキシラデコールの「ビニー」色。
手すりの柱は、「根太パネル工法」の説明のところに書いた「束柱」を、上に長く伸ばして作った。
工期は3日。

(2011/12/17完成)

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