いさましいちびのトースター

別荘に取り残された5台の電気製品がご主人様に再会するために大冒険する童話だ。
内容的には童話という点を考慮しても面白かった。

SFノヴェルズのときは吾妻ひでおが表紙を書いていたように記憶しているけれどどうだったろう?
訳者あとがきを読んで、トーマス・M・ディッシュが「プリズナーNp.6」の小説版も書いていたことを知った。テレビ版と全然違うけれど、それでもプリズナーNo.6らしかったと覚えている。


書名:いさましいちびのトースター(THE BRAVE LITTLE TOASTER)
著者:トーマス・M・ディッシュ(Thomas M. Disch)
訳者:朝倉久志(訳者あとがき)
カバー/イラスト/カット:長崎訓子
発行所:株式会社早川書房
印刷:三松堂印刷株式会社
製本:株式会社川島製本所
初版発行:1996年11月15日(海外SFノヴェルズ版:1987年)
ISBN4-15-011167-7 C0197
形態:文庫(ハヤカワSF1167 テ-5-1)
定価:本体520円+税
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