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No.217 守屋山
今回は少し脚を延ばして南アルプス最北端の山の一つといわれている守屋山(1649m)に登りました。終日空には雲ひとつかからないすばらしい天気のもとで山歩きを楽しめました。頂上は眺めがすばらしく。また里山の雰囲気を漂わせたのんびりできる山でした。

日時 2023年(令和5年)11月8日(水)
天候 晴れ
同行 なし

所要時間
杖突峠車場(8.45) ←1時間→ (9.45)分杭平(9.50) ←1時間20分→ (11.10)守屋山東峰(11.20) ←35分→ (11.55)守屋山頂上で昼食(13.00) ←35分→ (13.35)守屋山東峰(13.45) ←50分→ (14.35)守屋山登山口(14.45) ←55分→ (15.40)杖突峠駐車場

山行概要

守屋山西峰背景左は八ヶ岳
早朝に家を出たので守屋山駐車場には3時間半ほどで着きました。
今年の春自宅で骨折後、たいした山歩きはしていないので自分の体力に不安を感じながら歩き始めました。歩き始めて体が温まり始めたところで林道に出て、この林道を少し歩くとまた登山道に入ります。やがて草刈機の音が聞こえ出したと思ったら分杭平に着きました。
分杭平には軽トラックなどの車が4〜5台止められており、下草の刈取りや炊事場で炊事の作業をしている人など作業者がそこここで働いています。山歩きでは珍しく作業をしている人達の声が耳に入ります。ここにあるベンチで一息入れ先へ進みました。
ここから東峰まで標高差は約300mです。30分毎に1回休みのペースを崩さないようにして歩き、何とか破綻することなく東峰に着きました。東峰は見晴らしが良いのでこれまで良く登った八ヶ岳や南アルプスを眺めて西峰に向かいました。
ここまでくれば西峰まで、登り下りともにたいしたことはありません。やがてラビットハウスが見え、その先の小高い丘が西峰の頂上でした。西峰には調度昼時に着いたためか、思ったより多くの人達が休んでいました。自分も空いているベンチに腰掛けて、目の前の八ヶ岳や眼下の諏訪湖を眺めながら昼食を作り、くつろいだひと時を過ごしました。今日は下山後、茅野市のホテルに泊るのであたふた下ることはありません。写真を撮りながらゆっくり山を下りました。

歩きき始めるとき懸念していた体力については、昨年の明神ヶ岳の山歩きのようなことにならなかったのでやれやれと思っています。しかし杖突峠駐車場から西峰までの間で、老若男女を問わず多数の登山者に追い越されました。彼らとは挨拶が精一杯で、それ以上の雑談をするような余裕はありませんでした。山歩きを楽しむためには、脚力、体力の強化が必須だということを痛感しました。

守屋山は登山に夢中になっていた若い頃、つまり昭和40年代のはじめの晩秋に弟と登った山です。登ったという記憶が残っているだけで、そのときの山歩きの様子は覚えていません。自分にとっては懐かしい山の一つです。

杖突峠駐車場
茅野市の方から杖突峠を登って来ると、峠を上りきった直ぐ先の右側にあり、道路に表示があるので見落とすことはない
広い駐車場で更にこの写真の左手の上の段にもう一面駐車場がある
先着していた車は殆ど上の段の駐車場に止められていた
守屋山登山口
駐車場の上に守屋山登山道入口と表示した丈の高い標識が立てられている
駐車場から見えるので登山道入口に戸惑うことはない
今日歩いた杖突峠駐車場から分杭平までの登山道は国土地理院の地図に記載されていない
林道合流部
上の写真の登山道を歩いてくるとここで林道に突き当たる
林道には向かって左側の下る方向に進むことを示している導標が立っている
赤井沢新道入口
上の写真の林道を歩き始めると直ぐ進行方向左側に現れる
鳥居のような門柱の上に赤井沢新道入口と表示されている
この登山道は林道とほぼ平行して分杭平まで続いている
分杭平1
杖突峠駐車場の上に立てられていた標識と同じような守屋山登山道入口と表示した丈の高い標識が立てられている
キャンプ場になっており、炊事場、休憩用のベンチ、トイレなどがある
分杭平2
手前の小屋には守屋山水呑場山荘と表示さていた
この小屋には更に神宮寺生産森林組合との表示があり、東峰の頂上を示した標識にも同じ組合の表示があったので、この組合がこのあたり一帯の山の管理をしているらしい
守屋山水呑場山荘の左の建屋が炊事場
    守屋山の登山道
分杭平を過ぎるとカラマツ林の中を歩くことが多くなる
登りはきつくなるが明るく気持ちが良い
守屋山東峰
守屋山山頂 1651.mと表示されている標識が立っている
頂上はさほど広くないが、この周りに休憩用のベンチが設置された広場がある
登りの際は休んでいる人は居なかったが、下山時は数組のパーティーが休んでいた
守屋山東峰から見た諏訪湖
東峰は360°ぐると見晴らしがあり、八ヶ岳、北アルプス、南アルプスなどが目の前に広がっている
守屋神社奥宮
鉄枠に囲まれて祠が祀られている
祠の前には弓と刃物がそなえられていた
ラビット小ハウス
中には座布団が敷かれたベンチがありウサギの人形や花のパンフレットなどが飾られている
ラビットハウスの左の丘が守屋山の頂上でここから目と鼻の先
守屋山西峰
東峰同様すばらしい眺めを楽しめる
広場になっており広場の周りに休憩用のベンチが多数設置されている
ここに立っている標識は1,651mとなっているが国土地理院の地図では1650.3mとなっている
東峰から見た八ヶ岳
蓼科山から編笠山まで一望できる
西峰から見た南アルプス
左端のピークが甲斐駒で鋸岳、北岳、仙丈ケ岳など南アルプス北部の著名な山が一目で識別できる
西峰から見た北アルプス
写真中央左に木曽御岳、乗鞍岳、中央に槍・穂高、その右に後立山連峰、などを眺められる

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