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No.151 三ノ塔
丹沢山へ登るつもりで出かけたのですが、札掛で通行止めになっていたので、後戻りしてヤビツ峠に車を置いて、三ノ塔(1204m)まで歩いてみました。

日時 2012年(平成24年)1月25日(水)
天候 晴れ
同行 なし

所要時間
ヤビツ峠(8.05) ←20分→ (8.25)富士見橋(8.25) ←1時間45分→ (10.10)二ノ塔(10.20) ←25分→ (10.45)三ノ塔(12.00) ←20分→ (12.20)二ノ塔で昼食(12.20) ←1時間30分→ (13.50)ヤビツ峠

山行概要

塔ノ岳と表尾根
三ノ塔から見た塔ノ岳
三ノ塔まで来ると、表尾根、大倉尾根、鍋割山稜などが一望できる
一昨日、今シーズン初めて丹沢にも本格的な積雪があったようなので、丹沢山へ登るつもりで家を出ました。秦野中井で東名高速をおり、246号線を越えて県道70号線に入りました。蓑毛を過ぎたところで道路脇に雪が現れ、ヤビツ峠を越えると、本格的な雪道になりました。雪道といっても除雪されているので、道路にそれほど雪は残っておらず、所々でアスファルトが出ています。札掛まで来たところで、道路脇に車が何台か止まっています。変だなと思いましたが、丹沢ホームの入口まで進み、前から来た車とすれ違い、先へ進もうとして、止まっている車の運転手から、この先で通行止めになっていることを教えられました。
いつ通行止めが解除されるのかわからず、また塩水橋の駐車スペースが雪でどうなっているのか分からないので、引き返してヤビツ峠に車を置き、表尾根を歩くことに計画を変更しました。

ヤビツ峠の駐車場に車を置いて、歩き始めました。道路に雪はあまり付いていないのですが、凍っているので、よく滑ります。富士見橋で菩提峠へ続く林道に入り、ここから雪道になりました。30cmほどの積雪です。残っている車の轍の跡を少し歩くと、登山道の入口が現れます。ここで、簡易アイゼンを付けるか否か迷いましたが、トレースがしっかり付いているので、付けずに歩きましたが、後で考えると付けておいたほうが良かったように思いました。きつくなった登りを少し歩くと菩提峠から登ってくる林道を横切ります。
トレースはありますが、所々に枝道ができており、この枝道に紛れ込むと膝下まで雪を踏み抜きます。やがて樹林帯を抜け、ルートマップ後ろを塗り向くと今日は相模湾が良く見えます。やがて再び潅木の中へ入り、目の前が開け、二ノ塔に着きました。私を途中で追い越した登山者がいて、二言三言話をしました。
ここで少し休憩を取り、三ノ塔へ向かいます。少し下って、目の前の斜面を一登りして、三ノ塔に着きました。丹沢の山々、富士山、愛鷹連峰、箱根の山々、目の前の相模湾の向うには大島や、新島などが眺められます。ここまで雪道をつぼ足で歩いたためか、思っていたより疲れました。今日はここまでで、先へ行くのをやめにしました。快晴、少し風はありますが、我慢できない風ではありません。山頂のベンチに腰をかけ、久しぶりに湯を沸かして、のんびり昼食を取りました。

昼食を取った後、簡易アイゼンをつけて、登ってきた道を下りましたが、富士見橋でアイゼンを外して県道をある出したとたん、凍った路面で滑り、しりもちをつきました。やはり雪道は要注意です。

ヤビツ峠駐車場 ヤビツ峠駐車場
除雪されていて、駐車スペースは確保されていた
富士見橋 富士見橋
菩提峠へ向かう道は除雪されておらず、ここから積雪の中を歩くようになる
車が何台か通ったようで、轍の跡がずっと先のほうへ続いていた
登山道入口 登山道入口
辺りの木々には霧氷のように雪がついて、美しい眺めを楽しむことができた
二ノ塔の登り 二ノ塔の登り
最初、植林帯の中を歩くが、やがて明るい落葉樹林の中を歩くようになる
相模湾と三浦半島 相模湾
二ノ塔の登りの途中で振り返ると、相模湾が眼下に広がっていた
江ノ島とその先に三浦半島、更にその先に東京湾と房総半島が遠望できる
二ノ塔頂上直下 二ノ塔頂上直下
写真の雪の斜面の上にある潅木の先に頂上がある
ここまで来れば、二ノ塔頂上まではあとわずか
二ノ塔 二ノ塔
この日は、富士山が良く見えた
休憩用のベンチにも写真のように雪が積もっていた
二ノ塔から見た三ノ塔 二ノ塔から見た三ノ塔
ここの導標には、三ノ塔まで500mと表示されている
三ノ塔の登り 三ノ塔の登り
南東に面した日当たりの良い斜面を登る
夏はカンカン照りで大変だが、この時期は日当たりがあって、明るく気持ちが良い
三ノ塔 三ノ塔
吹きさらしのためか、二ノ塔ほど雪は積もっていない
休憩用のベンチにも雪は積もっていなかった
三ノ塔から見た富士山 三ノ塔から見た富士山
丹沢に来て、快晴のもとで富士山を眺めるのは久しぶり

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