My mountaineering record
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No.60 堂平
連休中はどこも混雑しますので、出かけるつもりはなかったのですが、ハイキング程度なら娘が付合うというので、堂平のブナ林の新緑を見て来ました。堂平へ行くのは今年になってこれが3回目です。2ヶ月ぶりの山歩きで、結構くたびれました。


日時 2005年(平成17年)5月4日(水)

天候 晴
同行 家内、娘、飼い犬

所要時間
塩水橋(7.30) ←1時間50分→ (9.20)塩水林道終点(9.35) ←35分→ (10.10)ブナ林入り口(10.10) ←30分→ (10.40)昼食(12.25) ←35分→ (13.00)塩水林道終点で昼食(13.35) ←1時間15分→ (14.50)塩水橋

山行概要
堂平のブナ林
堂平のブナ林
ブナとミズナラ(?)の混合林が広がっている
塩水橋には午前7時少し前に着きましたが、付近の空きスペースは車で一杯で、車を止められません。少し後戻りして、塩水橋から歩いて数分のところにある小さな橋の袂に車を止めました。娘が車に酔ったとのことで、気分が回復するまで、しばらく車で休んでから歩き始めました。

塩水林道はちょうど新緑が始まったところで、あたり一面透き通るような緑に包まれています。この新緑と比べると常緑樹の緑がなんとも薄汚く見ます。あたりの新緑を愛でながら、連れのペースに合わせてずいぶんゆっくり歩いたつもりですが、塩水林道の終点までは、これまでとあまり変わらない時間で着きました。

ここで少し長い休憩を取って、堂平の植林帯を歩き出したのですが、どうも調子がよくありません。少々息苦しいような感じに襲われ、ブナ林の少し手前で一息入れました。ブナ林の入り口に着いたときは、結構くたびれていました。ここで一息入れ、右のほうに広がるブナ林の中へ通じている道へ入り、のんびり新緑の中を歩きました。芽吹いたばかりで、まだ緑に包まれていないブナの木も時折見られますが、ちょうど新緑が始まったところで、真っ青な空を背景に広がる透き通るような緑が、なんとも言えない心地よさを感じさせます。若い娘はさほど心惹かれるところはないようですが、年寄り夫婦には、心が洗われるような美しい光景です。


ルートマップしばらく歩いて、今年の2月に昼食を食べた場所に着いたので、今回もここで昼食にしました。少し先の日当たりの良い崖際にはすでにミツバツツジが咲いています。時間は十分ありましたので、スープ、味噌汁、ウィンナーのボイリング、コーヒー等といつもの昼食の数倍の品数の飲み物を作りました。食後明るい日差しの下で、娘と家内はしばしの昼寝をしていました。

このブナ林の中では、バードウォッチングをしていた中年の夫婦、犬連れの年配の夫婦、それとやはり年配の男の登山者の計3組、5人の人たちと会いましたが、5月の連休とは思えぬ静かな雰囲気を味わうことができました。

帰途、塩水林道を歩いていると、下から登って来た人から少し先にカモシカがいると教えられ、教えられた付近まで来ると、林道の崖の上でカモシカがこちらを眺めていました。丹沢では鹿は良く見かけましたが、カモシカを見るのは初めてです。このあと別所の湯で親子3人汗を流し、家路につきました。

ブナ林で昼食 ブナ林の中で昼食
ブナ林の中にある道を15分ほど歩くと、丹沢山方向が開けた明るい広場があり、ここで昼食にした
トウゴクミツバツツジ ミツバツツジ
日当たりの良い崖際では、(トウゴク)ミツバツツジがすでに満開だった
カモシカ カモシカ
丹沢、というより山歩きを再開して、カモシカを見るのは初めて
丹沢の鹿は食傷気味だが、このカモシカにはしばし見とれた

飼い犬 同行した飼い犬
塩水林道ではあまり元気がなかったが、山道に入ると活発に動き回っていた

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