米軍現用装備装着法/RANGER編

グレナダ、パナマ等、紛争地域にまっさきに投入される米陸軍の精鋭、レンジャー部隊。
1987年、それまで各軍個別に保有していた特殊作戦部隊を統括指揮するため、国防総省内に
U.S.SOCOM(U.S. SPECIAL OPERATION COMMAND/米国特殊作戦司令部)が設置されました。
現在はグリーンベレーやSEALとともに、レンジャーもその指揮下部隊となっています。

1:AN/PVS-7暗視ゴーグル
2:ラペリング用ロープ
3:ラペリング・ハーネス
4:カラビナ
5:ディセンダー
6:レンジャー・キャップ

AN/PVS-7(1)は、歩兵や戦闘車両搭乗員用に開発された暗視装置、400〜700メートル程度(気象等の条件による)の夜間視界を得ることが出来る、倍率4倍。グリーンベレー等の特殊部隊でも使用されている。
ラペリング・ハーネス(3)は懸垂降下(ラペリング)時に体を支えるためのベルト。カラビナ(4)又はディセンダー(5)に通したロープで岩場や壁面を降下するときに使用する。ディセンダーは降下後、素早くロープを排除するためのもの


AN/PVS-7のマウントにベルトを追加してみました(4コールの平ゴム使用)。正確な資料が手に入らなかったため、ほとんど想像(創造?)です。実物は額から頬にかけてパッド付きのフレームが付くようです
ラペリング用ロープはアクセサリー用の金具を使用して取り付けてみました(本当はカラビナが正しいようです)。ロープの取り付け場所は装備ベルトでも良いでしょう
平野さんのアイデアを拝借して、サスペンダーの端を折り返して接着してみました。なるほどイイ感じ。これは簡単で効果大! オススメです。

ラペリング・ハーネスはこんな風に装着します。カラビナやディセンダーをシャープに仕上げてやると見栄えが良くなりそうです
後ろから見るとこんな感じです

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