細部へのこだわり    

ブライトのD51カスタム製作記 
 

2013.2.2.

キャブ前妻のカスタマイズ。

ひさし、前窓枠、キャブ前ドア、旋回窓等を新規作成しました。

旋回窓の製作には少々手間が掛かりました。特にリングの製作は旋盤があれば楽なのでしょうが、ありませんので、フライス盤で削り出しました。
プラ板のはめ込み溝の加工にはコンマ1mmの精度が必要で、神経がすり減り疲れました。

因みに、C62では珊瑚模型のパーツをカスタマイズして使用しましたが、D51ではボイラーが細いためサイズが合いません。(いづれ珊瑚模型からD51用が発売されるかもしれません。)

保存機では、旋回窓の上下ガラスは塗装されていますが、透明であった時もあったかも?
また、保存機では旋回窓が取り外され上部ガラスの一部が割れていました。

 


斜め上からのキャブの様子。旋回窓と側板はテープで仮組みです。
この後、追加加工のため一旦取り外します。


公式側の前窓周辺。加工中で以前の塗装が傷だらけで少々見苦しいです。
旋回窓のガラスに空気作用管がうっすらと写りこんでいます。


非公式側の窓枠は左右対称でなく、ドアと一体型。ひさしの形、取り付け位置はかなり個体差があります。屋根とひさしの角がすれすれです。