細部へのこだわり    

ブライトのD51カスタム製作記 
 

2012.5.6.

シリンダー側板のカスタマイズ。

D社オリジナル側板のビス穴、何とかせねば。固定するには、あれだけの数のビスはいらない。飾りボルトのつもりなのか? それにしては無骨すぎます。

ハンダ付けと云う手もありますが、今後の追加加工やメンテナンスの面で分解できる様にしておきたい。

てな訳で、穴の無い珊瑚模型のパーツを使用することにしました。

今回の側板関係のカスタマイズでは、D社のパーツを使用せず、珊瑚模型のパーツ使用ですので、(冒頭で苦言)D社D51の掲示板への書き込みは差し控えます。以前、2回ほどはじかれた事がありました。(それにしても、C62の時より掲示板のレスポンスが極めて良好になりました)

さて、肝心の固定方法は、C62のCAB同様図面の通り挟み込みとしました。これでビスの無いスッキリした形になりました。

また、シリンダー前後蓋と面一にするため、シリンダー前後板下部を削り、側板の長さを切り詰めました。


ここまでの全体写真


シリンダー側板の固定方法。 前後板の折り曲げが甘く丸みがあるため、上図の様に裏から「たがね」で打ち込み、角をシャープにしました。珊瑚模型のシリンダーカバーセットには、ご丁寧に溝埋め用甲丸線まで付いていました。(上記の理由で使用しませんが)


ドレンコック作用棒は、仮に差し込んだだけです。作用棒クランク等はもう少し加工が進んでから取り付けます。


点検扉を開けた状態。内部はつや消し黒塗装。この中にバイパス弁が付きますが(購入済み)、改造が必要です。


斜め後方からの様子。この際、給水温め器への気筒排気取り入れ管も付けました。(排気膨張室から斜め上方向に出たパイプ)


通常では見えませんが、シリンダー下のパイピングの様子。オリジナルのドレンコックはC62の物を流用でしょうか?D51とは異なります。