6月29日(木)

いよいよ観光初日。今日の前半の予定はウィンザー城見学。ホテルから徒歩移動で地下鉄の駅まで前進。

一日券を買って、地下鉄でターミナル駅まで行き、列車を乗り継ぎウィンザー駅まで移動。後は歩いてお城まで行きます。

後半はお城から行きと同じく列車を乗り継ぎターミナル駅まで帰ってきて、地下鉄でハリーポッターの映画に出てきたキングクロス駅に行って、93
/4番線を見学。

その後地下鉄で、セントポール寺院まで。見学後夕方はメインストリートのひとつのリージェントストリートにあるウェッジウッドのお店を見ます。

夜は一旦ホテルに帰ってここから現地ツアーに参加です。名物料理とロンドン名物パブに行くイルミネーションツアーです。

帰りは10時予定。初日から盛りだくさんですね。

ウィンザー城

まず地図を見ながら駅まで前進ですが、ロンドンの街はいろんな通りが不規則に交差しておりこの街路名を確認しながらの移動です。

パリでもそうでしたが、昔からの古いレンガつくりの建物のため概観や街路は昔のままで、結構歩きづらく感じました。

駅では一日券を購入です。万が一のために手書きのメモを持っていき、英語が通じなければこれを見せようとも思っていましたが、難なくゲット。今日は幸先がいいです。

 

ホテルのあるアールズコートの街の様子です。昔のままの石造りの建物をそのまま利用していました。もちろん内装はきれいになっています。
地下鉄アールズコートの駅です。

Earl’s courtの駅はいろんな線がひとつのホームに入ってくるため、昨夜勉強した路線名と行き先を掲示板で確認して2本目の電車に乗車。無事Paddington駅到着。

この駅はロンドンのターミナル駅のひとつで、ヒースロー空港にもいけます。ここから改めてウィンザー行きの往復切符を買って事前に調べた列車に乗り込みです。

電光掲示板には列車名と時刻は出ていましたが、どのホームから出るのかが出ていません。よく見ると、発車の10分ぐらい前になるとホームが出るようです。

そんな様子も初めてですから新鮮に移ったり、あわてたりで時間がすぐたっていきます。発車ホームが出たところで、見ていた人たちが一斉に移動です。

それに付いて私たちもホームまで移動ですが、改札がありません。乗車後すぐに発車。

乗り換え要領も事前にネットで確認済みだったためホームであわてずに次の電車に乗り難なくウィンザーに到着。

paddington(パディントン)駅の様子です。ここのホームには改札口がありました
右上が列車案内の掲示板です。この前でお客さんはホームの番号が出るのを待ってました。
パディントンからの電車です。まずこの快速電車で1つ先のスラウ駅まで行きます。
スラウ駅からウィンザーまでの列車です。幹線と違ってかわいい電車でした。

 しかしウィンザーの駅ではしっかり駅の係員が切符を回収していました。駅前はショップがいっぱいあり、到着したこの時間はまだ開いていませんが帰りが楽しみです。 

ウィンザー駅です。正式名称はWindsor & Eton Central駅。そうここには駅名からわかるようにイギリスの名門校「イートン・カレッジ」があります。

道なりに歩いていくとお城が見えてきました。警官が自動小銃を抱えて警備しています。やはり現在でも女王陛下の使用されている宮殿ですからね。

今日は塔の上に英国国旗が掲げられているので女王陛下は不在ですね。滞在中は女王旗がかかるとか。

オープン前の少し早い時間についたので観光客も少なく暫く外から街や宮殿を見学して一番に入場です。入場券を買って日本語のオーディオガイドを借りて早速宮殿内の見学です。

やはり今でも実際に使われているだけに雰囲気が違いました。

イギリス王室の所有で、エリザベス2世が週末に過ごす場所でもある。およそ45,000平方メートルの床面積を持ち、現存する城で人が住むものとしては最大のものです。
さすがにいわば現役なので、とても美しいお城でした。
左の建物はウィンザーの街にあるホテルです。
このポールの旗で、女王陛下が滞在中かどうかわかります。芝生が最高にきれいでした。
お城の内部です。この入り口から女王様が入られるとか。
城内にあるセントジョージ教会。ロンドン市内にあるウエストミンスター寺院同様、王室専用教会として、歴代国王の幾人かが埋葬されています。

衛兵交代。

ショックでした。イギリスといえばあの人形のような兵隊さんがいっぱいいて衛兵交代式ですよね。後で行くバッキンガム宮殿も有名ですが、ガイドブックではここが穴場とか。

この時期には毎日あることと、時間を確認してから見学を駆け足でやって早めに交代式の場所取りをしましたが、写真のようにわずかな兵隊が行進しただけでした。

後で聞くとスリランカから来ている兵隊とか。昔の英連邦の国々から時々来るようです。こんなことならもっとしっかり宮殿内部を見学しておくんでしたよ。

このように4人ぐらいで歩いてきただけでした。残念!

街でのトイレ騒動。

見学が終わりトイレを済ませて次の行動へと思い、トイレ探し。確か入るときにトイレ表示があったので入り口付近まで行き、係りの制服おばさんにトイレを聞くと、入り口の中にしかないとか。

がっかりしていると、この親切なくおばさん(制服を着た係員ですよ)がわれわれを外に連れて行き説明してくれました。

そこから50mほど先の銅像がある交差点方向を指差してぺらぺら。もちろんよく聞き取れませんが、理解できたのが「記念の銅像」と「左」。

これでなんとなくあそこを左に行くとあるんだろうと予測して前進。ところが普通の家ばかりでそれらしき建物がありません。

奥さんと仕方ないからカフェに入りそこで借りようかと相談し、戻ろうと方向を変えたら見つけました、あのトイレ表示(万国共通ですね)。

地下に下りる階段があり、その入口に表示ありです。一安心でトイレです。イギリスもフランスもなかなか街でトイレというわけに行かず、レストランや美術館、教会等見学先で必ず済ます必要がありました。

この写真、歪んでいるわけではありませんよ。
この建物はここウィンザーで一番古いカフェだそうです。
建物が倒れそうに傾いていますが、これをトレードマークにしているとのことです。もちろん倒れないようにしてあります。

昼食 

駅のカフェで食事。フィッシュ&チップスを食べようとしましたが無し。クロークムッシュというフランスのカフェの定番料理になりました。

キングクロス駅

帰りは余裕あり。Paddington到着。連絡通路で表示を見ながら移動。路線名と行き先確認。まだ英語のためわかりやすい。

パリはフランス語のため地名がなかなか読めず。

Kings cross St pancras駅。パリーポッターの映画にでてくる駅で、魔法学校に行くとき出発の駅です。

映画では概観がセントパンクラス駅でホームはキングクロス駅で撮影したとか。駅は2つ並んでいて、一緒に見学できます。

ここからは明後日乗るユーロスターも出ており、セントパンクラスの駅には古い荘厳な駅とガラス張りの新しいユーロスター用の駅がありました。

イギリス人もサービス精神ありです。93/4番線にはカートが半分めり込んだ状態で置いてあります。外人も一緒。みんなで記念撮影。

セントパンクラス駅です。時計塔とレンガ色の外観が最高に雰囲気ありました。
駅の時計塔です。
ホームのあるキングクロス駅です。左のガラスアーチのところが入り口で、ホームまで歩いていけます。
こんな調子で突っ込んだんでしょうか。

セントポール寺院

 再び地下鉄に乗って、セントポール寺院に移動です。

 この寺院は604年にサクソン人初の司教によって木造の教会が建てられたのが最初で、その後ロンドンの大火などで3度も焼失しています。

現在の建物は、革新的な建築家クリストファー・レン卿によって設計され、
35年という歳月をかけて1710年に完成したもの。

高さ
111メートル、ドームの直径34メートルと壮大で、古典的なバロック様式を取り入れながらも、かつてイギリスにはなかった画期的なデザインで、

ヴィクトリア女王(即位
1837-1901年)の時代に改装され、美しく映えるモザイク画で装飾された内装は、力強い存在感で、観る者を圧倒させます。

 英国の国民的英雄であるウィンストン・チャーチルや、ナポレオン1世をそれぞれ、トラファルガー海戦で破ったネルソン提督、

ワーテルローの戦いで大勝したウェリントン公爵の墓があることでも有名です。

王室の行事も度々行われており、故プリンセス・ダイアナとチャーチル皇太子のウェディングでは世界中にその堂々たる姿を現しています。

また、ヴィクトリア女王やエリザベス女王
2世の即位記念式典なども厳粛に執り行われています。

セントポール寺院の正面です。

内部です。正面が主祭壇。見上げるとドーム。内部は撮影禁止ですので、ガイドブックからの転載です。

石階段530段を上がって、ドームから外を見渡せば、ゆっくりと流れるテムズ川と新旧の融合で成るロンドンの風景を見ることができますが、私たちはとても登る時間も体力もないので遠慮しました。

リージェントストリート

 ついでリージェントストリートまで行って、ショッピングです。ここは日本で言えば銀座のようなもので、さすがに車や人であふれかえっています。

ここに来た目的はウェッジウッドのショップです。奥さんはできればウェッジウッドの工場(ロンドンから2時間ぐらい)を見学したかったようですが、

残念ながら時間がないのでショップ見学で我慢です。1時間以上あれやこれや見て悩んでいたようですが、結局ここでの買い物は無しになりました。

思ったようなものがなく、それにまだ観光初日ですから他にいいものがあるかもという判断でした。

雨の中今度はピカデリーサーカスまで歩いてから地下鉄でホテルまで帰りました。帰りは道順もわかっているので駅からホテルまで周りを観察しながらの歩きです。

ロンドンはレンガつくりの古い建物をそのまま使って、中を改装してさまざまに使っています。ホテルやアパートも外観は昔の様でも中はきれいでした。

交通事情

ただパリもそうでしたが、建物は昔のままなので当然駐車場などはなく、すべて日本で言う路上駐車状態です。

道の両側にしっかり止めてありますが、それぞれの駐車位置が決められており白線も引いてあります。ただおかげで道路が狭く真ん中1車線のみが通行可能です。

さすがに幹線道路は駐車禁止でしたが。

歩行者に関して言えば、信号は目安のみ。自己判断で赤信号でもみんな渡っていました。車のほうも歩行者が渡っていれば青信号でも止まってくれます。

歩行者優先が徹底しているようです。私たちも郷にいっては郷に従えで左右を見ながらの横断でした。

夜のツアー

今日の夕食はナイトツアーの中に入っています。イギリス名物・カーバリー料理(肉料理)を食べて、ライトアップされたロンドンを観光し、最後にパブで一杯飲むというコースです。

ホテル18時45分迎えということなのでロビーで待っていると、今日の同行アシスタントの若い日本人の男性が現れました。

話を聞くと今日のツアーはわれわれ2人だけだそうでした。客の少ないツアーというのもいい様ですが人気うすなのかも知れないと思うとやや不安でした。

最初は4つ星ホテルのレストランで夕食です。カーバリー料理は前菜とローストラム、ローストビーフ、ローストチキンなどがメインになったコースですが、正直言ってがっかりの料理です。

硬い、味がないという代物で、やはり事前の情報通りイギリスにはおいしいものがないのでしょうか。

前菜ですが、ビュッフェスタイルになっていましたので、いろんな種類を取ってきました。メインは映すのを忘れてしまいました。

この後9時からナイトツアーに行きましたが、ロンドンは夏時間なのでまだ明るさが残っています。本当に暗くなるのは10時以降だとか。

日本で言う薄暮時期のようなイルミネーションでした。明日行く予定の国会議事堂・ビッグベンやロンドン塔、今日行ったセントポール寺院などを回りました。

最後はパブの体験です。ここが一番雰囲気があってよかったですね。ビールを飲んで暫く雰囲気を味わって今日のツアーの終了です。

国会議事堂の前で取りました。写ってませんが後ろには自動小銃を抱えたおまわりさんが一杯です。
ご存知ビッグベンですね。
夜9時の様子です。まだまだ暗くなってませんね。
テムズ川にかかるロンドンブリッジです。
最後に行ったパブです。

今日一日は朝の地下鉄から始まって長い一日でしたが、11時終了です。明日もがんばろう!

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