リューデスハイム(7.9〜10)

 

フランクフルト空港から北西方向に、およそ50キロの位置にあるリューデスハイムは、人口約9,600人。

ライン川がマインツ
(Mainz) 付近から徐々に西に流れを変え、このリューデスハイムで、再び北へ方向転換する位置にあり、「ラインの谷」 の玄関口として、多くの観光客が集まってくるところです。

ラインの真珠と呼ばれ、現在では観光の町として知られていますが、古代ローマ時代からブドウの栽培地として栄え、いまでもこのあたりはどこまでも続くブドウ畑で、ドイツの白ワインを代表する有名な産地でもあります。

このライン河畔のリューデスハイムとアスマンスハウゼンは、ユネスコ世界遺産に指定されたローレライの峡谷、ライン川中流上部景観地域の入り口にあり、自然と歴史がいたるところで見られるのが魅力です。ライン川がゆったりと流れ、点在する古城、そしてなだらかな丘につづくブドウ畑・・・ドイツらしい風景ですね。

           街中のかわいいつくりの家
           街中の自動演奏家          ライン川にたたずむいつもの二人             街のお土産屋さん
山の上に見えるのは対岸の街ビンゲンにある
ローフス礼拝堂
                14世紀に建てられた街の聖ヤコブ教会

ドロッセルガッセ (Drosselgasse) 通称 「つぐみ横丁」

メインストリートで、長さおよそ150メートルの狭い路地に、ワイン酒場やみやげ物店が並び、観光シーズンには人で埋め尽くされる人気スポット。

世界で最も有名な横丁だそうですが、想像していたよりも狭い通りで、まさに横丁という形容がぴったりです。

レストランからは陽気な音楽と賑やかな声が聴こえてきて、歩いているだけで楽しい気分になってきます。


1,000年の古城 「ブレムザー城」 (Bromserburg)

1950年に城内を 「ワイン博物館」 (Weinmuseum) として公開され、ここにある世界最大のワイングラス・コレクションには、各時代の1,200個に及ぶ見事なワイングラスが集められている。

庭には使用されていた
「ぶどう絞り機」 が年代順に展示され、ワインの醸造技術の歴史を見学できます。

我々は着いた時間が遅かったので、外から雰囲気を味わっただけでした。

ニコラス ワイン トレーディング インターナショナル

200年の歴史を誇り、地下のワインセラーではオリジナルワインなどの無料テイスティングができます

ブレムザー館 自動演奏楽器博物館  

16世紀に建てられた、ブレムザー家の館だった建物で、現在は18世紀から20世紀のオルゴールなどアンティークな自動演奏楽器を集めた博物館になっている。

なぜか入り口にクラシックカーが展示してありました。


ニーダーヴァルト の記念碑 Niederwalddenkmal

1871年のドイツ帝国成立を記念して1877年から1883年にかけて建てられた、高さ38mの女神「ゲルマニア」のブロンズ像。

ドイツ皇帝の冠を右手にかかげ、左手には帝国の太刀を手にしている。像の足下には等身大の人物像のレリーフが埋め込まれている。

馬に乗った皇帝ヴィルヘルム1世を中央に、その右には鉄血宰相と呼ばれたビスマルクが立ち、総勢
200人もの人物が居並ぶ。

レリーフの左右には
2.8mの高さの戦争と平和の天使像が置かれている。

ここは展望台になっており、リューデスハイム側にはブドウ畑が、対岸にはビンゲンの町が、そしてラインの流れが右に折れて川幅が狭くなり、ここから険しい断崖の多い流域が始まるのがわかる。

右の写真は対岸の町ビンゲン

下の写真はリューデスハイムの町と、ブドウ畑


ザイルバーン Seilbahn  

リューデスハイムの街とニーダーヴァルトの丘との間、およそ1400mの距離を結ぶかわいいゴンドラです。

10
分ほどかけてゆっくりとブドウ畑の上を行きます。

2人乗りの対面式ゴンドラでおもちゃのような乗り物でした。

 

リューデスハイマー・シュロス・ホテル

今日宿泊のホテルは、中心部のつぐみ横丁に面するホテルです。

ベッドルームはそれぞれにデザインされた内装ですが、モダンで木や石など自然の材料を用いてあり、レストランは、高いアーチ型の天井が特徴的なトラデイショナルな内装でした。


下の写真はホテルのレストラン。


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