シンボルマークについて

水口昌紀くんのパパから
シンボルマークについて、はじめもっと力強く赤ちゃんを「守る」、「助ける」という感じを出そうと考えました。しかし、自分の子供の入院経験からそんなに気張ってしまうようなマークはあまりマッチしないのではないかと考え直しました。それはわが子が入院中に先生が話された言葉、「最終的には、お子さんがどのくらい頑張ってくれるかによりますね。我々はその手助けをできるかぎりするだけですから」が基点になっています。

この言葉は非常に厳しい現実を表していると思うのですが、それをそのまま素直に表現すればよいのではないか(表現するしかないか)と考えたわけです。従って、頑張っている子供達自身を、まわりの人たちがしっかりと「手助け・サポート」するという感じでまとめようと思いました。その結果、サポートするということを子供を抱き上げる形で表現し、抱き上げている両の手が直接的で技術的なサポートをしてくださる「先生」と「看護婦さん達」、親は間接的かつ精神的なサポートということで両手が形作るハートのマークにそれぞれ表現させたつもりです。