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では製作に入ります。

ベースになったのはロシア製の長いブーツ。
コレを切り詰めます。

切り詰めてループ状のパーツを縫いつけ
V字の切込みを作ります。

既製品のブーツの改造となると
ミシンでは縫えませんので
手縫いで地道に縫いました。

ブーツ横のループ状のパーツ

そしてブーツ後ろ側の上部とカカト側に
ベルトループ2箇所ずつ設置。
長いブーツを切り落とした革を使って作りましたので
革の質感は同じです。

このベルトループ縫うの大変だったな〜。

金具の入手。

革細工を作る時は最初に頭の中でシッカリ
ベルトの幅や革の形をシッカリ決めておかないと
金具の幅や形が決まりませんので
この金具の入手までが非常に時間と頭を使います。

カカトのトゲの部分の打ち合わせ。
トゲの本数、長さ、間隔を
何回か試作品を作り
メールで打ち合わせしました。

コレはステンレスの釘を切り落とし
釘の頭部分を革を2枚で挟み込み
抜け落ちないようになっています。


ココまで打ち合わせをして
ベルト部分の製作に入ります。

製作風景。
ココからはどんどん形になっていくので
楽しい時間です(笑)

職人さん達の言葉で
「段取り8分」という言葉があります。

準備に8割。製作に2割。

正直、この言葉は言い過ぎのような気がしますが
準備と製作で4割と6割といった感じでしょうか(笑)

完成です。
ホームページに載せてしまうと簡単ですが
完成までには数ヶ月かかっています。

以前私が作った「MADMAX」のブーツとの比較。

バンドの向きがおかしかったり
バックルにベルトが
しっかり通ってなかったりしますが
コレが映画の中の正しい形です。

今回のお客様は以前
MADMAX2のガンベルトをご注文頂いた方ですので
MADMAX2への熱い情熱を持っている方と
言っていいと思います。

今回もご注文誠にありがとうございました。