残雪と花、東北第一の名山・鳥海山 1998年7月17日‐18日 山小屋利用

7月17日 晴れ

16日夜、寝台特急あけぼので上野を出る。朝5:21に遊佐で降り、タクシーで湯の台登山口へ。

6:52 出発(1195m, 28.0℃)

登山口駐車場あり。トイレあり。

8:25 河原宿(1515m, 27.7℃)

河原宿小屋前より見た鳥海
河原宿小屋前より見た鳥海
河原宿小屋前はニッコウキスゲがいっぱい。雪解けの冷たい水が流れている。最後の水場。このあと、後ろに見える雪渓を登る。

雪渓

雪渓より河原宿方面
雪渓より河原宿方面
雪渓の途中。このあと上方で、コースは右にカーブするのだけれど、間違えて直進してしまった。ガスってたら危ないところだった。ベニガラとかまいてあるわけじゃないんです。

9:16 大雪路突破(1640m, 24.9℃)

ここから急登。夜行明け&強い日差しのおかげでばてる。

11:14 伏拝岳分岐(2095m, 32.2℃)

あいかわらず日差しが強い。温度計は下界と変わらない。へとへと。

11:33 外輪山上で新山を眺めながら食事(2120m, 29.5℃)

山頂をのぞむ
外輪山から千蛇谷、山頂をのぞむ
千蛇谷登山道はアリの行列状態。鉾立から日帰りする人が多いらしい。子供たちの叫び声で騒々しい。今まで登ってきた湯の台登山道は静かでよかったです。

11:59 行者岳(2140m, 34.5℃)

12:26 七高山登頂(2180m, 27.3℃)

13:10 山頂小屋着、受け付け(2115m, 27.1℃)

軽装になって、新山を目指す。

新山直下の岩場
新山直下の岩場
新山直下はでかい岩がごろごろしている。直登ではなく、ペンキ印にしたがって左へ巻いていく。すごそうに見えるけど、簡単。

13:53 新山登頂(2210m, 31.3℃)

ガスで眺望はいまいち。

14:17 小屋帰着(2130m, 31.8℃)

食事はお世辞にもおいしくないので自炊したほうがよいだろう。あと、できれば寝具も持参したほうがよいかも。水場は雪田の雪解け水です。秋には無くなってしまうのだろうか。夜、凍ってしまうので、日が暮れる前にGETすべし。

7月18日 快晴

4:01 小屋出発(2125m, 26.3℃)

ご来光を見に行く。夜が明けてしまう!!猛ダッシュ。

4:13 外輪山上からご来光(2115m, 14.4℃)

外輪山からのご来光
外輪山からのご来光
左の小さなでっぱりは岩手山。

4:32 影鳥海あらわる(2115m, 13.3℃)

これが見たかったのです。
朝食後、新山往復(ぐるぐる写真)。快晴、展望360度。

7:01 小屋出発、下山開始(2095m, 19.7℃)

7:55 伏拝岳分岐(2045m, 17.2℃)

チョウカイフスマと新山
チョウカイフスマと新山
山頂付近にはチョウカイフスマがいっぱい咲いていた。あと、イワベンケイが多かった。小屋のまわりにもうじゃうじゃ。

8:55 七五三掛(1795m, 26.0℃)

ここからは花がいっぱい。ニッコウキスゲ・ハクサンイチゲなど。

御田が原から鳥海湖へ

ニッコウキスゲの道
ニッコウキスゲの道
ニッコウキスゲがいっぱい。メインルートから外れ、静かで歩きやすい道。

10:01 鳥海湖(1575m, 26.7℃)

鳥海湖から山頂方面
鳥海湖から山頂方面
中州になっているところにニッコウキスゲがいっぱい。湖ごしの鳥海はすばらしいです。絶好の撮影ポイント。御浜から湖は見えるが、ちょっと下るためか、あまり立ち寄る人はいないみたい。もったいない。

10:43 御浜小屋(1670m, 26.5℃)

山頂とはここでお別れ。

12:24 鉾立(1160m, 30:6℃)

鉾立からはバスに乗って帰った。
鉾立13:50→15:10酒田15:15→(いなほ12号)17:22新潟17:30→(あさひ6号)19:12東京
ページ内を句点で改行する