秣岳 - 栗駒山の紅葉

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秣岳山頂付近から、次なる小ピークをのぞむ。間には湿原が広がっていて、見事に紅葉している。左手に見えるのは、展望岩から栗駒本峰へと続く斜面。
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湿原に降り立つ。木道はない。踏み出すと、ぐちょぐちょとぬかるんでいて、底無し沼を連想してしまう。
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秣岳方面を振り返る。下ってきた斜面も湿原となっている。
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右手(南面)を見ると、紅葉が見事。栗駒本峰と違い、黄色が少ないように思う。
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草原越しに栗駒本峰方面をのぞむ。正面の大きな山塊は展望岩のあるピークで、その奥が栗駒山。展望岩の山の左下の方に龍泉ヶ原がちょこっとだけ見える。
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ひとつ小ピークを超えるとまた次の湿原が広がる。まさに天上の楽園だ。

尾瀬のイメージのせいか、湿原には木道が似合うとずっと思っていた。が、ここを歩いて、ああいう人工物は無粋だと思った。やはり何もないのが一番いい。これ以上踏み荒らさないように気を付けて歩こう。


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入り込む人が少ないためだろうか、ここには他の多くの湿原に見られるような葦の侵入が見られない。原一面が一色に染まって、今まで見た草紅葉の中でも最高に美しい。
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展望岩を目指しての登りにさしかかる。紅黄葉の見事なコントラスト。しかし登山道は足元は笹、周りは自分の背丈ほどの木が続き、遠くを見通せなかった。
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時折展望が得られるところではこんな光景が。右端の秣岳から続く縦走路と稜線の湿原のようすがよくわかる。