カーリユーガ(末法世界)のひとつ前、トレータユーガ(TRETAYUGA)の初めのころ、地上の人々の生活は、欲望の渦の中でみじめなものだった。
須弥山を支配するインドラ神の要請で、創造神ブラフマーが瞑想し4つのヴェーダと、人々の精神的向上と真の道への道標として5つめのヴェーダを創った。
音楽は「リグ・ヴェーダ」から。
音楽は「サーマ・ヴェーダ」から。
表現方法(バーヴァム)を「ヤジュル・ヴェーダ」から。
そして美学的感性(ラサ)を「アタルヴァ・ヴェーダ」からとった。
ブラフマーは「ナーティヤ・ヴェーダ」を聖者バラタ(BHARAT MUNI)に教え、優雅な舞の表現を学ばせるために2人の天女(アプサラ)を創った。 |