とんねるずの時はすごく面白かったですよー。 
とんねるずは‘悪い噂’が出るとまず、「それを使ってどうやって遊ぼうか」ということを考えます。
とんねるちゃんが逆にわざとどこがひっかかるか試して、あとで、あれはウソなのにあそこの週刊誌がひっかかったとかって、恥をかかせてやったりして遊んでました。これは、実はこういう設定でこんな話しをしたことが記事になるとこうなるんだぁって。 
普段ならなぁんでもないことが、そういう噂を作る時には、いかにスゴイこじつけ記事になるかというのがはっきりわかって面白いですよ。 
例えば、2人の仲が悪いとかって話が出るとノリさんが「タカアキが怒ったのは弁当がなくなった時と…云々」なんて話をなにげなくもらしておくと、新聞とかに不仲説が出て、その弁当の話まで載ってて爆笑してました。もちろん、弁当の話はいつものギャグなのに、真剣な記事になってて「ちゃぁんと弁当のことまで書いてるよぉー」って。 
どうせなら、こう書かないとまだまだ甘いなーとか…。 
あと、よく「ある業界関係者」とかの発言とかって出るじゃないですか、それが誰かつきとめようーゲームとかやったりして。 
わざとそれっぽいネタを怪しい人に間接的にもらしておいて、それが記事に出ると「このネタはあいつだな」って(^^;;;で、「いくらで売ったんだよぉー」と問いつめて「このネタは○万円でしたぁ。安いな、おい」って。(^^;;; 
それが結構笑えるネタだったりするんですよ。どっきりカメラみたいな。 
普通に考えたら絶対におかしいことなのに…。 
それを、とんねるちゃんが先にこんなことやっといたからって言っちゃうんですね。 
つまり、裏の仕掛けをファンは先に知ってて記事を読むんで、記事を書いた人が見事にひっかかってるのを見て爆笑しちゃうんですね。 
だから、その‘裏’を知らない世間の人はホントに解散するの?と思ってても、ファンは全然動揺してなかったんじゃないかなぁ。 
ファンととんねるずはそうやって笑って遊んでましたよ。(^^) 
まぁ、でもこれも「とんねるず」だからこそできたことですよね。 
彼らの一種毒のある反抗的なキャラクターだと、そうやって週刊誌や新聞をバカにした行動もできるし、むしろそれが‘ウリ’だし、ひっかっかった方も「とんねるず」だから…で許してくれて、結構遊んでくれたりするんですが……。 
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