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日本編大田南畝が見た書画 〔日本編〕大田南畝関係
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読み・名前分類記事・画賛等形態年月日場所出典巻・頁
みつい しんな
三井 親和
書・額字「(拝島村、大日堂の本堂)大日堂の額は三井親和なり」扁額文化6年
1809/01/04
拝島村 大日堂
〈南畝実見〉
調布日記⑨120
書・額字「(中野、新井薬師)本堂の前に梅四五株あり、これ梅照院ない。本堂の額に医王堂とあるは三井親和の書なり」文化5年
1808/08/21
中野 梅照院
〈南畝実見〉
一話一言 巻28⑨120
みつこ ないしんのう
光子 内親王
(普明院内親王)
書・額字
肖像・仏像
(近江・福恵山地安寺)〝本堂の庇の上に金毛院光子内親王元瑶子とあり〟
 普明院内親王遺影【御自画 年若き尼の像なり】竪物一幅
 御水尾院遺影【御同筆也 御法体黒衣の御像 御老年にみえさせ給ふ】竪物一幅
 南無観世音菩薩【林丘寺照山〔元瑶之印〕とあり】竪物一幅
 般若心経三体御書【普明院御筆】三巻
 騎龍観音 朝日観音 楊柳観音 竪もの三ふく
 十牛図【和歌二首ヅヽあり 御書画ともに普明院宮の御筆なり】
扁額
掛幅
文化2年
1805/11/07
近江・甲賀郡
福地寺

〈南畝実見〉
小春紀行⑨73
みと みつくに
水戸 光圀
書・裏書
書状
「維摩之像、因陀羅絵、讃語無準筆、実世上希有之物也、去年偶過常州鹿島郡大倉村福泉禅寺之次、見此絵甚及破壊、故装潢以還壁焉
  元禄壬申之年   光圀印
(以下、福泉寺関髄和尚宛、同常峯和尚宛の書状あり、略)」
不明文化5年?
1808/12/?
不明
〈南畝実見〉
玉川披砂⑨366
みなせ ちかかた
水無瀬 親賢

源氏物語
「護国寺什宝
 源氏物語 、水無瀬親賢卿御筆」
不明文化8年?
1811/?
護国寺所蔵
〈南畝実見〉
一話一言 巻49⑮329
みなもと の よしつね
源 義経

大般若経
「(菅村、寿福寺)源義経はた弁慶の筆といふ大般若経をみれば(中略)源義経の筆といふは(中略)真率なる事いかにも真迹といふべし。筆勢するどく、とく書やりしやふにみへて、その気象も見ゆるばかり也」巻物?文化6年
1809/01/23
菅村 寿福寺
〈南畝実見〉
調布日記⑨151
みょうえ
明慧
書・額字「(百草村、松連寺)本堂の額は、 享保二丁酉之初冬 松連寿昌禅寺 中興開山 八十六歳 明慧極書〔道明〕」扁額文化6年
1809/02/22
百草村 松連寺
〈南畝実見〉
調布日記⑨204
みょうたく
妙沢

不動座像
「辛未六月十三日虫干 王子金輪寺什宝 目録 
 不動座像  妙沢筆 立 一幅  二童子 小立 二幅
(背書)天平寺 于時天正弐年甲戌 奉修覆金子共寄進 権大僧都玄秀修
 石動山 九月吉日 秀栄」
掛幅文化8年
1811/06/13
王子 金輪寺所蔵
〈南畝実見〉
一話一言 巻49⑮309
みょうばん
明鑁

大般若経
「大般若波羅蜜多経巻第四百一十八
 応永卅四年九月廿日於武州多西郡由井郷大幡宝生寺書畢 金剛仏子明鑁

 右間宮氏所蔵」
〈間宮は旗本・間宮庄五郎士信〉
不明文化9年
1812/
間宮氏所蔵
〈南畝実見〉
一話一言 巻38⑭492
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