Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
名所編大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔名所編〕大田南畝関係
(江戸・長崎・大坂・東海道・木曾街道等の名所)
【つ】※◯は欠字、◎は表示不能文字
名所詞書・詩歌出典巻・頁年月日
ついしどう
遂志堂 (北越)
「遥に北越の遂志堂の庭石に題す。云ふ、是上杉謙付の移す所と
 一片雲根自上毛 移来千載気猶豪 横戈作賦人安在 空払青苔対濁醪」
南畝集9
漢詩番号1732
④88寛政3年
1791/04/
つえつきざか
杖衝坂 (鈴鹿)
「杖衝坂を登る(詩なし)南畝集14
漢詩番号2495
④327文化1年
1804/08/
つくばさん
筑波山
「春の日つくば山をみて つくば山このもはかすみかのもにはまだ消のこる雪もみへけれ」をみなへし②18天明
つづきのおか
都筑の丘
「つづきの岡をながめやりて 草まくらおきいでてみればむさしのゝつゞきの岡に霞たなびく」
 〈多摩川巡視中〉
玉川余波②124文化6年
1809/01/29
つのはず
角筈 (新宿)
「午日、滕温之と同じく角筈の里に遊ぶ
 柏樹村西角里東 陂塘斜遶野橋通 鹿林非是尋常境 熊嶽曾移十二宮 蒲酒携来憐午日 松濤聴罷向清風
 悠然坐対滄池上 不与人間競渡同」
 〈滕温之は小島源之助(唐衣橘州)〉
南畝集1
漢詩番号0052
③20明和9年
1772/05/05
「首夏、角筈の里に遊ぶ
 熊野十二祠 飛来此地対滄池 行窮一道泉源尽 撫愛孤松歳月移 積翠纔開茅塞径 余花欲散鳥鳴枝
 寄言独往山林士 他日応須与我期」
南畝集8
漢詩番号1547
④18寛政1年
1789/04/
つまこいざか「妻恋坂にて ものゝふもさすがに恋のやまとだけあがつま恋ひのみこと思へば」七々集②295文化13年
1816/01/
つるかめしんでん
鶴亀新田 (播磨)
「鶴亀新田とふ所にて 鶴亀の名におふ里のあら小田をすきかへしてやいく世かさねん」小春紀行附録⑨92文化2年
1805/10/28
つるはし
鶴橋 (大坂)
「七夕郊行 人煙通古道 星漠属涼宵 莫以緱山鶴 不如烏鵲橋 右鶴橋」 〈『蘆の若葉』⑧228〉南畝集12
漢詩番号2029
④181享和1年
1801/07/07