| Ｔｏｐ | 浮世絵文献資料館 | 浮世絵師総覧 |
| 項目別 詩・狂歌 | 大田南畝（四方赤良・蜀山人）の詩・狂歌 〔名所編〕 | 大田南畝関係 |
| （江戸・長崎・大坂・東海道・木曾街道等の名所） |
| 名所 | 詞書・詩歌 | 出典 | 巻・頁 | 年月日 |
|---|---|---|---|---|
| てきほうあん 摘芳庵 | 「摘芳庵に菊を賞す 藜杖遥尋薛茘房 濃花嫐蘂映胡牀 東籬已帯千山雨 後圃纔径九月霜 楚客落英催賦詠 陶家佳色闘芬芳 乾坤別有黄金界 満目秋光対夕陽」 「摘芳庵に一菊有り。其の色朱殷。山僧之が為に命名せんことを請ふ。予名づけて瑪瑙盤と曰ふ。之に重ねるに詩を以てす 閑庭一叢菊 新映露華寒 忽見殷紅色 還疑瑪瑙盤」 | 南畝集４ 漢詩番号0736-7 | ③253 | 安永8年 1779/09/ |
| てらお 寺尾村 （橘樹郡） | 「寺尾村より小机村をたづねてゆく 寺子屋の寺尾をいでてどこまでもつゞきの岡につゞく小机」 〈多摩川巡視中、川崎宿〉 | 玉川余波 | ②124 | 文化6年 1809/01/29 |
| てんがちゃや 天下茶屋（大坂住吉） | 「墨江に一村有り。天下茶屋と名づく。一少年有り。狎妓大江と約して共に此に死す。雛妓豊橋も亦之に死す。時人之を哀しんで以て此詩を作る 浪華新里蓄娉婷 中有情人倚玉屏 二女涙痕訂密約 九重泉路託幽冥 惜将琬琰埋同穴 甘抱衾裯比小星 縦使自経溝瀆裏 題名天下一茶亭」 | 南畝集１２ 漢詩番号2006 | ④175 | 享和1年 1801/04/26? |
| でんかん 田間 （田舎） | 田間・田家 （別資料） | |||
| でんぽうむら 伝法村 （大坂） | 「伝法村に遊んで句を聯ぬ【馬田国瑞】 晴川煙樹板橋西 国瑞 歩入芦間路欲迷 覃 笑指前村帘影動 国瑞 俯聴幽逕鳥声低 連山北逐波涛走 覃 積翠中分島嶼斉 国瑞 欲訪当年伝法地 覃 牧童相引下長堤 国瑞」 | 南畝集１２ 漢詩番号2061 蘆の若葉 | ④190 ⑧252 | 享和1年 1801/10/25 |
| てんりゅうがわ 天竜川 （遠江） | 「天竜河を度る 大小天竜古渡頭 招々客子競行舟 狂風一起揚沙礫 不似流暢曲水遊」 | 改元紀行附録 南畝集１２ 漢詩番号1940 | ⑧137 ④157 | 享和1年 1801/03/02 |
| 「天竜川を渡る 大天竜望小天竜 河上天竜雲雨従 五十三亭行欲半 風高古駅海浜松」 | 南畝集１４ 漢詩番号2489 | ④326 | 文化1年 1804/08/02 | |