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   名物編 大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌〔名物編〕   大田南畝関係
     (動物・植物・食物・器物・鉱物等)
  【れ】※◯は欠字、◎は表示不能文字
名物詞書・詩歌出典巻・頁年月日
りゅういんのまつ
竜隠松
「竜隠松に題す 吹あげの風は文福茶釜よりけがはへ松の名こそ高けれ」
〈下掲、新座郡新倉村の竜隠松か〉
巴人集②449天明?
りゅういんのまつ
竜隠松 (新倉村)
「新倉鈴木氏の園中の竜隠松に題す 【武州豊島郡有題新倉邑】(割注棒線で抹消)
 版橋西北聴村舂 路入新倉訪古農 不羨渭川千畝竹 唯看冬嶺一孤松 天横偃蓋疑棲鶴 地屈幡根似隠竜
 甸服只今帰井税 高標何必受秦封」
南畝集7
漢詩番号1478
③508天明8年
1778/08/
「竜隠松に題す【武州新坐郡新倉に在り】
 瓜田麦壟傍茅檐 却掃園庭歳月淹 地自新倉通白子 天生古木長蒼髥 伐柯免手匠師斧 芟草須腰童子鎌
 頷下明珠竜未寝 枝停華露月繊々」
南畝集9
漢詩番号1790
④105寛政4年
1792/03/
りゅうびせき
竜尾石
「加賀の国にすめる越川氏の家に蔵る竜尾石の硯は、いさごのこりかたまりてをのずからあやある石のかたちをなせるを、人のたくみをそへて硯とはなせるなりけり。これにざれうたよみてとのもとめいなみがたく、いさゝかをろちの足を書そふるものならし【欄外。白藤子所乞】 竜の尾のすゞりにむかひあま雲のすみすりながし筆うるほさん」万紫千紅①274文化11年
1814/