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   名物編 大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌〔名物編〕   大田南畝関係
     (動物・植物・食物・器物・鉱物等)
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名物詞書・詩歌出典巻・頁年月日
むくげ
木槿
「朝顔の花さく垣根にしろき木槿の花さかりなり
 あさかぼと又あさがほり花くらべ草はしぼめど木はさかりなり」
紅梅集②350文政1年
1818/07/
むさしのめいげつ
武蔵野名月
「伊丹坂上氏醸する所の美酒武蔵野明月と曰ふ、江戸鞘町田中氏の嘱する所の詩
 武野月明八百里 浪華酒造幾千秋 請看坂上伊丹瀑 下作樽中諸白流」
紅梅集②350文政4年?
1821?
むし
「虫 秋の夜の長きにはらのさびしさはただぐう/\と虫のねぞする
〈『巴人集』②446『千紅万紫』①245『放歌集』②163〉
万歳狂歌集①9天明3年刊
1783/01/
「虫 身上もめでたき家の壁の中に財布をつづりさせとなく虫」めでた百首夷歌①78天明3年刊
1783/01/
「虫 秋の野の千くさはやんもしら露のふつて出たる鈴虫のこえ」巴人集
徳和歌後万載
②425
①27
天明3年
1783/12/
むしぼし
虫干し
「質屋虫干 しちぐらにかけし地赤の虫干はながれもあへぬ紅葉なりけり」
〈『蜀山百首』①309『清好帖』⑳362所収〉
狂歌才蔵集①42天明7年刊
1787/01/