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   名物編 大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌〔名物編〕   大田南畝関係
     (動物・植物・食物・器物・鉱物等)
  【け】※◯は欠字、◎は表示不能文字
名物詞書・詩歌出典巻・頁年月日
けいか
桂花
「山寺の桂花
 桂花何処発 古寺山之幽 色相開銀界 清芬動素秋 誰分天上種 座作月中遊 樹下余苔石 吾生幾日休」
南畝集5
漢詩番号0839
③289安永9年
1780/08/
げっしょく
月蝕
「上元月蝕 金吾寛禁夜 玉兎虧円時 君子豈無過 衆人皆仰之」南畝集18
漢詩番号3737
⑤272文化10年
1813/01/15
けん
「寄剣祝 君が代にこじりのつまる事はあらじうちおさめたる三尺の剣」巴人集②395天明3年
1783/02/
けんざけ
拳酒
「七拳図式
 唐山にては酒令といひ、吾朝にては拳酒といふ。天竺にては酒のむもの、五百生が間手のなきものに生れしゆゑ、此拳の沙汰を聞及ばず。抑此七拳はもろこし晋の直伝にして、竹の林のふしはかせ、聊相違なきもの也。今幸に一巻を得たり。つら/\閲して其伝の絶なんことを、伊丹諸白、鴻のいけどりの図式をあらはして、四方のあからさまに弘むといふ。夫賢は拳なり。十日ちらつく所、十手の指さす所、夫れ拳なる哉。富は坂屋を潤し、徳利は見を潤す。心広く体よろ/\と、足もとのさだまらぬこそ、上戸はよけれ」
四方の留粕①213安永8年
1779/
げんのしょうこ
玄草
「逸題 玄草一経投閣日 緑珠千点墜楼花 病客元非関二事 階梯失歩易蹉陀」南畝集20
漢詩番号4649
⑤532文政5年
1822/03/
けんびし
剣菱
「傾城と樽酒と河豚とを画きたる扇に こがれゆく猪牙の塩さいふぐと汁ひとたるものをやぶる剣びし」七々集
万紫千紅
②246
①283
文化12/07/