Top浮世絵文献資料館交遊編
交遊編 【う】大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔交遊編〕大田南畝関係
【内山賀邸】(うちやまがてい)(滕文卿・勝賞楼)※◯は欠字、◎は表示不能文字
詞書・詩歌出典巻・頁年月日
「至後、滕文卿先生・伴忠順と同じく芙蓉館に集ふ。先韻を得たり
 朝回華館会群賢 支笏西山落照懸 昨日朱衣応献履 今宵白雪共弾絃」
〈滕文卿は内山賀邸(『蜀山集』)参照〉
南畝集5
漢詩番号0879
③302安永9年
1780/11/
「立春、賀邸先生の勝賞楼に集ふ
 門外如雲簇客車 煙霞自入立春初 簾前勝賞分青甸 楼上清歓望紫虚 雪満芙蓉翻一曲 氷消鸛雀進三魚
 更逢蘋末東風起 藻思翩翩興有余」
南畝集5
漢詩番号0896
杏園詩集二
③309
⑥61
安永10年
1781/01/12
「賀邸先生講を開くの日、事有りて会せず。此を賦して謝し奉る
 咫尺郊天積重 側身偏恨不相従 一声忽聴春雷響 合是南陽起臥竜」
南畝集5
漢詩番号01062
③367天明2年
1782/01/
「冬日、鳳林寺に賀邸先生の墓に謁す 鳳林精舎倚崔嵬 鳳去林空長石苔 今日縦翔千仞上 翩然一下大荒来」南畝集8
漢詩番号1712
④75寛政2年
1790/10/
「内山賀邸二十三回忌 朝日さすをかべの桐のかげ高みみぬもろこしの鳥もなくべく」一話一言補遺3⑯450文化7年
1810/11/09