| Ｔｏｐ | 浮世絵文献資料館 | 交遊編 |
| 交遊編 【け】 | 大田南畝（四方赤良・蜀山人）の詩・狂歌 〔交遊編〕 | 大田南畝関係 |
| 詞書・詩歌 | 出典 | 巻・頁 | 年月日 |
|---|---|---|---|
| 「除夕、公修と同じく元石師の水月庵を尋ぬ 同遊携手去 散歩野橋辺 日入西山気 春回北斗天 寧知除夕興 偶訪六時禅 笏室新営後 柴門古寺前 赤城臨短壑 白馬激飛泉 鳥集孤村樹 人帰十畝田 果疏甘草食 炉火冷茶煙 未定浮生計 空憐此地他 談玄諧夙志 観世感流年 水月能相照 重驚石上眠」 | 南畝集２ 漢詩番号0326 杏園詩集一 | ③113 ⑥36 | 安永3年 1774/12/29 |
| 「七夕、井玄里・関叔成・大久君節・山道甫・山士訓・島子諒・蘇百順・野美卿・河益之・辺公僚・栗士弘と同じく元石師の水月庵に集ふ 白馬台南十畝田 田間一路訪栖禅 興同晋代諸賢会 歌入豳風七月篇 天上銀河通瀑布 簷前祇樹敞秋煙 虎渓今夕憐三笑 不羨星橋鵲影懸」 「七夕、諸子と同じく水月庵に集ふ。既に夜なり。月下に郊行す。六首 佳節星河会 閑房水月心 為耽塵外賞 自絶世間音 坐借同明照 杯憐許禁深 未知幽興極 携手出禅林」 | 南畝集３ 漢詩番号 0375-76 杏園詩集一 | ③132 ⑥38 | 安永4年 1775/07/07 |
| 「病中、元石師数々問訊せらる 十笏幽居鎖薛蘿 敢将羸病擬維摩 世中交態輸心浅 方外真遊莫逆多 一日署門情自見 三秋伏意如何 清言久廃人棄 唯有文殊問我過」 | 南畝集３ 漢詩番号0426 | ③132 | 安永4年 1775/09/ |
| 「春日、元石師の京に還るを送る。二首 親朋携手倚離亭 遥見天涯動暁星 月映垂楊春濯濯 鴻随飛錫影冥々 函関欲度千重険 桑海軽揚七里舲 自是浪遊無住著 東風吹転一浮萍 三歳相逢意転親 一朝驚見別離新 碧雲吟作驪駒唱 白水行臨緑鴨浜 仙梵六時連妓楽 空華幾処媚芳春 禅心不染麻衣色 莫惹長安市上塵 其の二」 | 南畝集３ 漢詩番号0466･7 | ③161 | 安永5年 1776/02/ |
| 「夏日、森周夫と同じく元石師を訪ふ。師、市谷門外の洞雲寺に寓居す 禅房何処在 古洞夏雲深 借問紅塵客 寧知白社心」 | 南畝集５ 漢詩番号0810 | ③278 | 安永9年 1780/06/ |
| 「早春、十千亭と同じく心光院の元石師を訪ふ 赤羽橋頭院 青春午後天 二十年前事 心光照一筵」 | 南畝集１６ 漢詩番号2866 | ⑤11 | 文化3年 1806/01/13 |
| 「予、元石師を見ざること、幾ど三十年なり。丙寅孟春十三日、十千亭と同じっく赤羽の心光院に過り、師に見ゆ。玄談終日、久要忘れず。師の晦日を以て化するを聞き、慟哭せざるべけんや 浄業因初地 新営占別場 才兼世出世 病現常無常 卅歳纔尋旧 双林忽失芳 蒼茫大千界 何処託心光」 | 南畝集１６ 漢詩番号2873 | ⑤13 | 文化3年 1806/01/30 |