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   寺社編  大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔寺社編〕    大田南畝関係
  【よ】
寺社名詞書・詩歌出典巻・頁年月日
ようふくじ
養福寺 (谷中)
「日ぐらしのにき
 鐘楼によりて銘を探れば、鋳華鯨ヲ工といえる、鯨の字にヲのすて仮名をゑりつけたり。あまりにあさましく、此銘なからましかばと覚へて すてがな歟すて鐘かしらねどもおもしろからぬをもじなりけり」
四方のあか①136安永7年
1778/10/15
「好花坊糸桜歌三十首 十二番 谷中 養福寺
 尋ねみよこのもかのものいと桜しだりも長き春の日ぐらし」
花見の日記⑧48寛政4年
1792/03/
「北郊に梅を探る 煙斜日暮里辺家 古寺山門掲補陀 中有梅翁余片碣 誰栽数樹待新花
【日暮里の補陀山養福寺に、浪華の宗因梅翁の碑有り。今歳、梅数株を種う】」
南畝集16
漢詩番号2996
⑤50文化4年
1807/01/
よつぎいなり
世継稲荷(飯田坂)
「下町稲荷社三十三番御詠歌 三十三番 飯田坂 世継いなり
 世々継て参らん人の先駆に田安く札を打納めけり」
序跋等拾遺⑱577安永3年
1774/02/11
よろいみょうじん
鎧明神
「柏木村鎧明神にて 将門の鎧塚あり
 君がそのまさかどにやきたりけん鎧の塚も春の草摺
 御先祖も柏原とて柏木の村によろひのたてしみやしろ」
巴人集甲辰②432天明4年
1784/閏01/
「柏木村鎧大明神奉納 此神はまさるときにやめされけん鎧もうづむ秋の草づり」紅梅集②352文政1年
1818/08/