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   寺社編  大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔寺社編〕    大田南畝関係
  【う】
寺社名詞書・詩歌出典巻・頁年月日
うしじまじんじゃ
牛島神社
「牛御前祠
 貞歓緑字巋然存 牛渚残碑墨水村 神化長留玄牝迹 蘋蘩不絶素鵝尊」
南畝集18
漢詩番号3538
⑤214文化8年
1811/08/
うしてんじん
牛天神
(小石川)
「日ぐらしのにき (牛天神の傍らの祠に) やつがれ多年いのらずとても、此神の冥加を得る事、形の影に随ふがごとし。法楽に 渋団扇あふげばいよいよ高楊枝かみな月とも思はざりけり
 千里亭白駒 渋団扇ほねもおれねば柿頭巾かぶりふるとも福やいのらん」
四方のあか①133安永7年
1779/10/15
「好花坊糸桜歌三十首」 十三番 小石川 牛天神社頭
 今こゝにありて匂へる花の香にかみのむかしを思ひいでつゝ
花見の日記⑧48寛政4年
1792/03/
「牛天神にて 此神のひくてふ牛の角文字のいとによりくる花の下陰」細推物理⑧354享和3年
1803/02/12
「菅祠紅梅【泉松山に牛天神祠有り】
 牛山梅樹染臙脂 瓊玉憑陵白雪枝 想見昔年狼跋日 周公赤◎歩行遅々」
南畝集16
漢詩番号2871
⑤12文化3年
1806/01/
「牛天神奉納の絵馬に くらやみの牛天神のうめの花こそみえね加護やかくるゝ」千紅万紫①253文化10年
1813/01/
「弥生七日、牛天神の花を見て 天神の乗るてふ牛は願ひからはなづら通す花をみる哉」六々集
万紫千紅
②229
①281
文化12年
1815/03/07
うそかえしんじ
鷽替え神事
「むつき廿五日、亀戸天神にうそかへの神事あり、文政三年庚辰よりはじまれり
 此神のまことつくしのうそならば宰府の銭かへんとぞ思ふ」
あやめ草②96文政5年
1822/01/25
うめわかでら
梅若寺
「(隅田川船遊山)梅若寺にて 入梅の文字にたがはずけふは又むめ若寺にいるべかりける」巴人集②407天明3年
1783/05/
うんりんあん
雲林庵 (白金)
「雲林庵【白金の紫雲山瑞祥寺、慈光院の後に在り】
  投老紛々簿領間 逃塵半日入禅関 吏情不識雲林事 又有人生若此閑」
南畝集18
漢詩番号3754
⑤276文化10年
1813/02/