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   寺社編  大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔寺社編〕    大田南畝関係
  【そ】
寺社名詞書・詩歌出典巻・頁年月日
そうけいじ
宗慶寺 (小石川)
「極楽水に題す 神僧有月懸 異相至今伝 法沢流無尽 猶余極楽泉
【僧了誉、月懸有り。故に朏上人と名づく】」〈小石川・宗慶寺〉
南畝集5
漢詩番号0766
③266安永9年
1780/02/
そうぜんじ
崇禅寺 (大坂)
「中島の松林【一名、崇禅寺馬場】
 桑田野外隔滄溟 兄弟原頭急鶺鴒 落々長松蟠地上 千秋万古数株青」
〈『蘆の若葉』⑧192参照〉
南畝集12
漢詩番号1994
④172享和1年
1801/05/05
そうねいじ
総寧寺 (下総市川)
「勝鹿六詠 総寧寺 清秋古寺中 落日空山上 不見采樵人 但聞鐘磬響」三餐余興⑧5明和4年
1767/09/30
そうふくじ
崇福寺 (長崎)
「(正月初四、僚友と同じく鎮治の東山に浮游し、聊か見る所を記す) 崇福寺(すうふくじ・ママ)
 昔歳天和二 凶荒苦阻飢 曾聞千獃子 新起大慈悲 尽売書兼画 多施粥与糜 巨鍋存故物 崇福示来茲
【寺に巨釜有り、相伝ふ、天和二年の饑に、二世僧千獃、衣裓書画を売りて穀を糴ひ、粥を施して三千人を救ふと。是れ其の鍋なり】」
南畝集15
漢詩番号2620
④366文化2年
1805/01/04
「夏日、崇福禅寺に過りて山水画を観る
 海門崖寺絶囂塵 松下清風入座新 画山水与仮山水 仮不如真仮亦真」
南畝集15
漢詩番号2682
瓊浦雑綴
④385
⑧580
文化2年
1805/05/19
ぞうりんじ
増林寺 (深川)
「秋日、竹子輿・井子瓊と同じく深川に遊び、増林寺に過る。寺扁に江左禅林と曰ふ
 江左禅林此共尋 清晨初日散秋陰 非投寂莫無人境 寧識蓮花不染心
 遶径青松華露滴 当門碧水早潮深 階前更見巣鳥下 古院寥寥一磬音」
南畝集5
漢詩番号0844
③291安永9年
1780/09/