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   寺社編  大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔寺社編〕    大田南畝関係
  【ふ】
寺社名詞書・詩歌出典巻・頁年月日
ふかがわはちまん
深川八幡
(富岡八幡)
「天あきらき四つのとし三月廿五日、深川八幡山びらきに碑を立てゝ
 みちのくもわするゝ春の山びらきあそべや思ふつぼの石文」〈「山開き」とは庭園の一般公開〉
巴人集②451天明4年
1784/03/25
ふくさいじ
福済寺 (長崎)
「福済寺【崎陽に在り。分紫雲山と曰ふ】
 一片紫雲山 分来填浦湾 経営規異域 色相福禅関 波蕩華鯨響 帆随倦鳥還
 為遊千里目 立遍石欄間」
南畝集16
漢詩番号2999
⑤51文化4年
1807/01/
ふくとくいなり
福徳稲荷
(浮世小路)
「下町稲荷社三十三番御詠歌 三番 浮世小路 福徳稲荷
 さまざまの浮世笑止な願をもききわけ給へふくとくいなり
 作り物忠臣蔵開帳
 一番【大星由良之助/刀一腰/絵図一枚 】   二番【同力弥/鑓一筋/文箱一つ】
 三番【加古川本蔵/編笠一がい/尺八一本】  四番【おかる/かんざし一本】
 五番【早野勘平/鉄砲一挺/簑笠】        六番【寺岡平衛門/袴一具】
 七番【天川儀平/大福帳一冊】」
序跋等拾遺⑱576安永3年
1774/02/11
ふじいなり
不二稲荷
(本材木町)
「下町稲荷社三十三番御詠歌 十七番 本材木町三丁目裏 不二いなり
 そことなくふじ川いなりさして行本材木やいかだなるらん」
序跋等拾遺⑱576安永3年
1774/02/11
ふもんいん
普門院 (亀戸)
「早春、普門院に過る 処々寒梅引客過 普門深院入藤蘿 孤松自有廿棠(一字欠) 莫向清陰用斧柯」南畝集20
漢詩番号4520
⑤496文政3年
1820/01/
ふるかわやくし
古川薬師(荏原)
「古川薬師堂 古川香閣奉医王 竹外村烟細路長 双樹垂陰白杏子 午天晴映瑠璃光」〈六郷の安養寺〉玉川余波②113文化5年
1808/12/23