Top          浮世絵文献資料館    浮世絵師総覧
 
   人事編 大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔人事編〕    大田南畝関係
     (世相・流行・生業・見せ物・飲食等)
  【し】
事項詞書・詩歌出典巻・頁年月日
すてご
捨て子
「雨のあしたすて子を見侍りて 子をすつるやぶしもわかぬくらき夜に涙の雨やしのをつき弓」徳和歌後万載集①32天明4年序
1784/04/
すもう
相撲
「秋部 相撲 秋の野の錦のまはしすまひ草所せきわき小むすびの露」万歳狂歌集①9天明3年刊
1783/01/
「壮年行  無勝負
 扇を挙ぐ谷風小野川 関を分けて常に快晴の天少なし
 一擲千金渾(スベ)て贔屓 柱徒らに四本まで旋へることを知らず

 谷風名は梶之助、奥州の人なり。小野川名は喜三郎、大津の人なり。(省略)一擲千金とは花をやるをいふ。土俵ぎはにつめ居てうち出しのたいこがなり、四本柱とかけむかひになるまでに事をしらざるは、よく/\のすまふずきとみへたり。少快晴天とは晴天十日のうち、とかく雨をふるをいふ。 いにしへより晴天八日のさだめなりしが、安永七年戊戌三月廿八日より深川八幡にて角力興行ありし時より十日なりしとをぼゆ」
通詩選諺解①496天明7年刊
1787/01/
「国の守の御めぐみをかしこみて角力を興業せしに、そのしるしありてや、守のとのヽ禄高うまし給ふときヽて いのりつる弓矢八幡神かけて角力とろなら古河の御城下」あやめ草②103文政5年
1822/04/