事項 | 詞書・詩歌 | 出典 | 巻・頁 | 年月日 |
ねんしまいり 年始参り | 「年のはじめのうた 四方赤良 大きなる体 須弥山も五岳も富士も一同にどつととわらふ春はきにけり 小さき体 とそふくろぬふて去年のきぬいとの針のめどより春はきにけり 口もとの体 ぬりばしで田つくりこんぶ巻するめはさむにかたのはるはきにけり 案じ過したる体 暦なきむかしもかくや水ぬるみ山もわらふがごとくみへけん かたくはかせ(博士)くさき体 いせこよみ内外にわかつ告朔の羊のとしの春はきにけり 戯場のことば 大入の屠蘇の盃込合ぬ御老人様しづかに跡より 青楼のことば おいらんに棹姫さんのおつせんすおめでたうおすけさの初春」 | 狂歌千里同風 | ①64 | 天明7年刊 1787/01/ |
「としのはじめのよめる 生酔の礼者をみれば大道を横すぢかひに春はきにけり」 〈『蜀山百首』(文化15年刊・①307)『清好帖』(文政7年刊・⑳352)所収〉 | 狂歌才蔵集 巴人集 | ①40 ②447 | 天明7年刊 1787/01/ |
「肩輿もて年を拝す。戯れに賦す 曾聞桀紂駕入車 咿軋肩輿積雪余 度陌越阡千百戸 幾衝泥濘賀春初」 | 南畝集17 漢詩番号3307 | ⑤143 | 文化7年 1810/01/ |