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   人事編 大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔人事編〕    大田南畝関係
     (世相・流行・生業・見せ物・飲食等)
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事項詞書・詩歌出典巻・頁年月日
べいじゅ
米寿
「ある人八十八の賀に松によする祝といふことを
 いつまでも中からよみて若がへれ八十八の首松の松のは」
狂歌才蔵集①44天明7年刊
1787/01/
「八十八の賀に 山鳥の尾張の尾より寿は長い八十八の字の紋」をみなへし②43文化6年
1809/07/
「小西氏八十八の賀に
 長生ときく仙人のこにしあれば八そぢ八とせはいまだ童べ
 あづさ弓八そぢ八とせを玉椿やちよの春のためしにぞひく」
七々集②277文化12年
1815/11/
「八十八のことぶきを 八十あまり八のとしのよりいつまでも米の飯くふ事ぞめでたき」をみなへし②85文政4年
1821/06/
「銀といふ女八十八の寿に しろがねの数より猶千代までも米のめしくふ事ぞめでたき」をみなへし②52文政5年
1822/11/
べんぴ
便秘
「此比大用とヾこほりしを甲子の暁心よく通じければ
 甲子のけふは二また大根を輪切にしたる大黒のくそ
 名にしおふ文武丸をも用ひずによく通じたる小松教訓

 これは飯田町小松屋といふ薬店いある文武丸といへる通薬を年比用ひたればなり」
あやめ草②81文政4年?
1821/?