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   人物編Ⅱ 大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌〔人物編Ⅱ〕   大田南畝関係
      (神話・伝説・故事・歴史上の人物)
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人名詞書・詩歌出典巻・頁年月日
うきぐも
浮雲 (遊女)
「ちぎれ/\のしら雲みればあすのわかれが思はるゝ、といへるなげぶしによりて
 水くきのあともさだかになげぶしのちぎれ/\てみゆる浮雲
 さればむかし、にゐよし原うす雲といへる遊女のかけるものゝ、火にのこりたるを巻物とせしはじめに書つけしなり
紅梅集②372文政2年
1819/07/
うこん
右近
「右近 わすらるゝ身をば思はず誓ひてし人のいのちのせはばかりする」
 本歌 わすらるゝ身をば思はず誓ひてし人のいのちの惜しくもあるかな
狂歌百人一首①331天保14年刊
1843/08/
うだいしょう
みちつなのはは
右大将道綱母
「右大将道綱朝臣 酔つぶれひとりぬるよのあくるまはばかに久しきものとかはしる」
 本歌 なげきつつひとりぬる夜の明くるまはいかに久しきものとかは知る
狂歌百人一首①333天保14年刊
1843/08/
うないおとめ
兎原乙女塚(摂津)
「兎原美人塚 かへるさの道まがふまでたづねけりうはら乙女がをきつきどころ」小春紀行附録⑨93文化2年
1805/10/30
うぶりょう
于武陵 (唐)
「花発いて風雨多し」を賦し得たり 忽逐回風飛 還随度雨発 不愁風雨多 莫使群芳歇」南畝集3
漢詩番号0347
③124安永4年
1775/03/
うめかわ
梅川
「梅川詞 諾楽(ナラ)の旅篭屋 三輪の茶屋端 廿余四十両 遣ひ果して二分残」あやめ草②62文化7年
1810/01/