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浮世絵文献資料館
浮世絵師総覧
人物編Ⅱ
大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌
〔人物編Ⅱ〕
大田南畝関係
(神話・伝説・故事・歴史上の人物)
【も】
◯は欠字、◎は表示不能文字
人名
詞書・詩歌
出典
巻・頁
年月日
もうし
孟子
「孟子にみえし飲食如流といふ事をよめる
飲食もながれのごとく食ひ潰す木銭の米の粒の玉川」
〈『孟子』「梁恵王・下」「飲食若流、流連荒亡、為諸侯憂」酒食に耽って無為に過ごすこと。出張中、南畝は木銭米代で宿泊していたが、完全自炊でないのを贅沢としたのであろう、「流連荒亡」を想起して自らの戒めとしたか〉
玉川余波
②114
文化5年
1808/12/
もとよししんのう
元良親王
「元良親王
わびぬれば鯉のかはらによき鮒のみをつくりてものまんとぞ思ふ
本歌 わびぬれば今はたおなじ難波なるみをつくしても逢はんとぞ思ふ」
狂歌百人一首
①329
天保14年刊
1843/08/
ももたろう
桃太郎
「むかしむかしおうじは山にうばは川桃のながれてつきぬことの葉」
巴人集
②442
文化1年
1804/
「(神田明祭)同じ夜御用祭、桃太郎をたゝえて
凱陣は日本一のきみ団子数も御用のくしにつらぬく」
紅梅集
②312
文化14年
1817/09/14