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　　　人物編Ⅱ　大田南畝（四方赤良・蜀山人）の詩・狂歌〔人物編Ⅱ〕　　　大田南畝関係


　　　　　　（神話・伝説・故事・歴史上の人物）

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人名詞書・詩歌出典巻・頁年月日



みなもと の かねまさ
源兼昌		「源兼昌　淡路島かよふ千鳥のなくこゑに又ね酒のむすまの関もり
　本歌　淡路島かよふ千鳥の鳴く声に幾夜ねざめぬ須磨の関守		狂歌百人一首①336天保14年刊
1843/08/



みなもと の しげゆき
源　重之		「源重之　花みんともちしさゝへをぶちおとしくだけてものをおもふころ哉」
　本歌　風をいたみ岩うつ波のおのれのみくだけてものを思ふこゝろかな		狂歌百人一首①333天保14年刊
1843/08/



みなもと の ためとも
源　為朝		「鎮西八郎の遺鏃　猨臂将軍無可非　保元弓矢護宮闈　忠肝義胆伝遺鏃　蔵在雲州日御碕」南畝集１３
漢詩番号2189		④234享和2年
1802/10/



みなもと の としより
源俊頼朝臣		「源俊頼朝臣　とし頼はさむさも強し山おろしはげしかれとはいのらぬものを
　本歌　憂かりける人を初瀬の山おろしよはげしかれとは祈らぬものを		狂歌百人一首①336天保14年刊
1843/08/



みなもと の むねゆき
源宗于朝臣		「源宗于朝臣　山里は冬ぞさびしさまさりける矢張市中がにぎやかでよい
　本歌　山里は冬ぞ寂しさまさりける人めも草もかれぬと思へば」		狂歌百人一首①330天保14年刊
1843/08/



みぶ の ただみ
壬生　忠見		「壬生忠見　めせといふわか菜の声は立にけり人しれずこそ春になりしか」
　本歌　恋すてふわが名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか		狂歌百人一首①332天保14年刊
1843/08/



みぶ の ただみね
壬生　忠峯		「壬生忠峯　在明のつれなくみえしわかれより暁ばかりおこるしやく哉
　本歌　有明のつれなく見えし別れよりあかつきばかりうきものはなし」		狂歌百人一首①330天保14年刊
1843/08/