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   人物編Ⅱ 大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌〔人物編Ⅱ〕   大田南畝関係
      (神話・伝説・故事・歴史上の人物)
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人名詞書・詩歌出典巻・頁年月日
あいこう
哀公 (魯)
「六月既望、左伝を講じ竟つて宴す。分ちて十二公を賦す。哀公を得たり 詩なし 」南畝集8
漢詩番号1662
④59寛政2年
1790/06/16
あおとざえもん
青砥左衛門
「題滑川図 鎌倉青砥左 心共滑川清 何事一文惜 長伝百損名」万紫千紅
巴人集拾遺
①489
②489
文化12年
1815/01/
あかぞめ の えもん
赤染 衛門
「赤染衛門 赤染がいねふりをしておつむりもかたぶくまでの月をみし哉」
 本歌 やすらはで寝なましものをさ夜ふけてかたぶくまでの月をみしかな
狂歌百人一首①334天保14年刊
1843/08/
あべ の なかまろ
阿倍 仲麻呂
「安倍仲麿 仲麿はいかいはぶしの達者もの三笠の山にいでし月かも」
 本歌 天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出し月かも
狂歌百人一首①327天保14年刊
1843/08/
あまごいこまち
雨乞小町
「雨ごひ小町 ことはりやさりとては又せめつけて空をながむる雨乞小町」放歌集②175文化8年
1811/12/
ありわらのなりひら
在原 業平
「橘の名を六歌仙によそへてうたよめと人のいひければ
 今するがたら葉 在原業平朝臣 大かたは月あかき夜とみし雪もつもればふじの駿河なるもの」
放歌集②170文化8年
1811/10/
「隅田川 阿保親王五ばん目のむすこかぶすみだ川原をひとりぶらつく」万紫千紅①273文化11年
1814/
「すみだ川今は吾妻の都鳥業平などは在五中将」蜀山百首
清好帖
①313
⑳382
文化15年
1818/01/
ありわら の ゆきひら
在原 行平
「中納言行平 行平は狐のまねをしられけり松としきけば今帰りこん
 本歌 立ち別れいなばの山の峯に生ふるまつとし聞かば今帰り来む」
狂歌百人一首①328天保14年刊
1843/08/