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   人物編Ⅰ 大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌〔人物編Ⅰ〕   大田南畝関係
 (浮世絵師・狂歌師・役者・遊女・芸者等、当世の人物)
  【す】※浮世絵師は名前別。◯は欠字、◎は表示不能文字
人名詞書・詩歌出典巻・頁年月日
すえひろ の
まつぬし
末広 松主
「末広松主のもとより、加賀の千代女のかきたる一軸の表装のそこなはれたるをみせしに
 春も末最うかゞ(蚊、加賀)出たか破れがや 【末広松主】
 団斎の書一幅をも添へて見せしかば、二幅ともに返すとて
 団斎の団扇もでたり春の月 蜀山」 〈稲荷新田年寄、石渡孫左衛門)
玉川余波②141文化6年
1809/03/09
すうこく
高 嵩谷
「三島画 嵩之嵩雪一双玉 嵩谷更添七宝明 筆意愈高英弟子 三嵩山自一之生」巴人集拾遺②499文政3年
1820/
すうし
高 嵩之
「三島画 嵩之嵩雪一双玉 嵩谷更添七宝明 筆意愈高英弟子 三嵩山自一之生」巴人集拾遺②499文政3年
1820/
すうしょう
嵩松(元の木阿弥)
「崇松子かしらおろして土器町のほとりにすめるよしをきヽて
 おつぶりに毛のないゆへか若やぎてかはらけ町にちかきかくれ家」
をみなへし②14天明1年?
すうせつ
高 嵩雪
「三島画 嵩之嵩雪一双玉 嵩谷更添七宝明 筆意愈高英弟子 三嵩山自一之生」巴人集拾遺②499文政3年
1820/
すぎもと
しげじゅうろう
杉本茂十郎
「失題 老杉西岸気如竜 蔽日凌雲茂且重 一夕悲風吹自抜 空庭不見袁山松
 【戯れに巨猾杉本茂重郎の事を詠じ、其の姓字を隠す】」
南畝集20
漢詩番号4488
⑤488文政2年
1819/07/
すみ (芸者)「(蚕庵の宴席)すみといふうたひめによみてつかはしける
 かくれなき江戸のすみからすみまでもすみよし町のすみが住みかは」
あやめ草
千紅万紫
②72
①235
文化7年
1810/05/
すみだ の なかくみ
隅田 中汲
「神田祭みんとて、飯田町墨田中汲がもとにあそびて
 千早振神田まつりの宵なればみなよをふかす強飯田まち」
狂歌才蔵集①49天明7年
1787/01/
すみだがわ
はんえもん
墨田川 半右衛門
「墨田川半右衛門がやどにて
 江戸よりの船路は一里半右衛門世をのがれたるかたすみた田川
 わればかり世をのがれしと思ひ入り日よけの舟も又つきの出」
放歌集②187文化9年
1812/04/