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   人物編Ⅰ  大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌〔人物編Ⅰ〕   大田南畝関係
  (浮世絵師・狂歌師・役者・遊女・芸者等、当世の人物)
  【の】※浮世絵師は名前別。◯は欠字、◎は表示不能文字
人名詞書・詩歌出典巻・頁年月日
のぶ (芸者)「おのぶといへる藝者によみてつかはしける
 三味線の糸長々とひきつれて千歳のよはいおのぶとぞ聞く」
あやめ草②66文化7年
1810/03/
のぶ (芸者)「瀬戸物町の妓王妓女には【おのぶ・おせい】しばしばまみえしが、駿河町の姉おかつ・妹はおふさとはたまさか舟を同じうして
 今の世の仏御前とするが町かつは大通智勝仏かも」
放歌集②196文化9年
1812/05/
「栄之のゑに瀬戸物町おのぶと駿河町おかつをかける
 われものの瀬戸物町もさだ過ぬ嶋田も丸くするが町より」
七々集②275文化12年
1815/11/
のみのちょうなごん
すみかね
鑿釿言 墨曲尺
「新宅の釿始の日、野見てうなごん墨金によみて贈る
 飛騨たくみうつ墨金ぞゆがみなき野見てうなごんてをのはじめは」
放歌集②187文化9年
1812/04/28
のりひと
のり人
「釜屋堀より市川三升のもとに大火鉢をゐて贈りけるに、大中(オホアタリ)といふ文字をゐたりときゝて
 よくよりてあたり給へや梅さくら松のけぶりのたてる鉢の木」
〈書簡180「深川五百羅漢にてのり人と申候もの普茶一脚振舞申候」のり人に「釜や堀」の添え書きあり〉
放歌集
千紅万紫
②172
①249
文化8年
1811/11/