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   人物編Ⅰ 大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌〔人物編Ⅰ〕   大田南畝関係
 (浮世絵師・狂歌師・役者・遊女・芸者等、当世の人物)
  【え】※浮世絵師は名前別。◯は欠字、◎は表示不能文字
人名詞書・詩歌出典巻・頁年月日
えびら
ゑびら
「ある人新吉原ゑび屋の遊女ゑびらのもとにかよふとききて
 ゑびらにはあらぬゑびらの梅の枝おりて盆と暮とに二度にかけとり
 ゑび屋なるゑびらの梅の枝おりて盆と暮とに二度にかけとり」
をみなへし
万載狂歌集
②4
①13
不明
天明3年刊
1783/01/
えもん あかじみの
赤染 衣紋
「(正月七日、五明楼)家童子【棟上高見が妻】を、赤じみの衣紋とよび侍りければ
 たはれ歌よめどもよめどもあかじみの衣紋をけふのきそはじめ哉」
巴人集②391天明3年
1783/01/07
えんしゃ
燕斜
「奉加帳序【号豆三又号豆三】
 燕斜が別業に題せし日は嚢中おのづからまんまんたりしが、豆三暮四のいとなみも、引込紫衣 の隠居となりては、渋団扇をばうちすてゝ、柿の衣の奉加せよと、さる大檀那のすゝめにまかせ鬼の念仏の大津絵の、万人講の催しに、心もいとゞせりなづな、五行たびらこ仏の座、台座後光も煤びたる、すゞ菜すゞしろ箔しろの建立。思へば春の一籠の、土一升に金一升、とつかへ兵衛の冥加銭は御心持次第、秋の七草一葉づゝお志をまつのはの、ちりもつもれば山/\難有奉存候已上
  時も時盆の十二日、蜀山人、庵主にかはりて書す」
放歌集
千紅万紫
②159
①240
文化8年
1811/07/