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   時候編・冬 大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌〔時候編〕   大田南畝関係
  【浅草市】(あさくさいち)◯は欠字、◎は表示不能文字 
詞書・詩歌出典巻・頁年月日
「浅草市 あさくさのいちはやくかふみやげ物人にさつさとくれてゆく年」巴人集②425天明3年
1783/12/17
「将に浅草市に之かんと欲す、雪後道悪し、半途にして帰る
 浅草市の泥残雪深し 行んと欲して引返す半途の心 近来駕に乗りて輿に乗らず 何ぞ必しも夜観世音に参らん」
千紅万紫
あやめ草
①250
②56
文化6年
1809/12/18
「わざおぎ人の市に行とききて 浅草のけふ市村か中村か名にたてものとみたはひがめか」あやめ草②56
「浅草市 柳屋楊枝正月屋 風神春袋雷神門  浅草の市のにはとりしめ縄を荒神棚にかけろとやなく」千紅万紫①252文化9年
1812/12/17
「浅草市 浅草の市にひかれてあづさ弓矢大臣もんいづるひとむれ」万紅千紫
七々集
①250
②286
文化12年
1815/12/18
「浅草の市日、病に臥す
 大悲香閣近囂塵 歳々年々墨水浜 蝋過下元経二日 梅於東岸放初春 趁墟客逐喧闐集 送旧時迎節物新
 轂撃肩摩皆入市 臥床唯有一閑人」
南畝集20
漢詩番号4429
⑤469文政1年
1818/12/17
「浅草市 あさ草の市にたちゐもかなはねばやまひにまけたまけたとぞいふ」紅梅集②357文政1年
1818/12/17