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　　　　　　　浮世絵文献資料館
　本人編
　
 
　　　本人編【と】
　大田南畝（四方赤良・蜀山人）の詩・狂歌　〔本人編〕
大田南畝関係
　 【唐詩】（とうし）　※◯は欠字、◎は表示不能文字

症状
詞書・詩歌
出典
巻・頁
年月日

こうしこう
公子行
(劉廷芝)
「公子行　五陵公子自朝回　美酒清樽鸚鵡盃　今夕新迎歌舞女　一層高閣為君開」
南畝集１
漢詩番号0011
③6
明和8年
1741/04/

「公子行　大道清楼柳色新　銀鞍白馬走紅塵　慣看児女迎相笑　不識良家中貴人」
南畝集６
漢詩番号1241
③427
天明5年
1785/02/

こうしゅう
皇州
「春色、皇州に満つ　万年枝上鳥　睍睆好音流　忽逐陽春色　謳歌満帝州」
南畝集３
漢詩番号0384
③136
安永4年
1775/07/

こうせつ
江雪(柳宗元)
「江雪　長江独夜舟　飛雪千余里　未見東方明　唯聞北風起」
南畝集７
漢詩番号1486
③510
天明8年
1778/10/

「江雪　翩々白鷺集汀洲　澹々寒煙満野航　笑殺子猷尋戴興　々情何及大江流」
南畝集９
漢詩番号1798
④108
寛政4年
1792/04/

こけんか
古剣歌
「古剣歌
　北斗闌干七星高　請君聴我剣歌豪　我有千金一宝剣　耿耿霜刃可吹毛　維昔天地命化工　陰陽為炭鑪錘中
　質似芙蓉出秋水　精如赤日貫白紅　佩◯百戦随出入　梃◯◯兮風雨急　秦皇繞柱荊軻追　漢帝斬蛇嫠鬼泣
　只今四海絶煙塵　猶衛丈夫七尺身　唯恐一朝化竜去　飛騰長在延平津」
南畝集４
漢詩番号0606
③211
安永7年
1778/10/


さんじ　山寺
「山寺に宿る。陽韻を得たり　　詩なし」
南畝集４
漢詩番号0640
③223
安永8年
1778/02/

しょうねんこう
少年行(李白)
「少年行　五陵年少慣豪華　乗去銀鞍白鼻騧　拗柳暫斜金市酒　看花即入杜娘家」
南畝集２０
漢詩番号4566
⑤509
文政3年
1820/09/

そうほうこう
相逢行(李白)
「相逢行。真韻を得たり　相逢不相識　華轂映朱輪　欲向花間語　風揚陌上塵」
南畝集４
漢詩番号0671
③233
安永8年
1778/07/

とうろう
登楼（杜甫）
「登楼　早起高楼望渺然　無辺野色満窓前　漸看山郭朝暉静　寒樹微々破曙煙」
南畝集３
漢詩番号0514
③179
安永5年
1776/12/

へいようぎ
平陽伎
「平陽伎　舞態翩々逐曲生　双鬟斜斂碧雲軽　傍人不解新歌譜　謾道平陽第一名」
南畝集１
漢詩番号0066
③24
明和9年
1772/05/

へんしょう
宴辺将(張喬)
「辺将に宴するに擬ふ　帳飲更闌月色清　一声羗笛動連営　今宵但尽蒲萄酒　莫説関山万里情」
三餐余興
⑧14
明和?年
177?/

りょかん
旅館(杜荀鶴)
「旅館に雨に遇ふ。東韻を得たり　盈盈一水隔西東　日暮蒼煙掩碧空　夜静長亭風雨至　孤燈明滅半窓中」
南畝集６
漢詩番号1208
③416
天明4年
1784/05/