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   画賛編 大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔画賛編〕   大田南畝関係
  【む】※実際に揮毫したかは問わない。◯は欠字、◎は表示不能文字
画題画賛出典巻・頁年月日
むかで
百足
「橘千蔭のかける百足の画に賛をこふ 深谷氏
 百の足千蔭の手もてうつし絵は猶よろづよをこめ多聞天」
放歌集
千紅万紫
②157
①242
文化8年
1811/07/
むこうじま
向島
「むかふ嶋のゑに むさしやを出てまつちやちやと提灯ふりしむかし恋しき」あやめ草②74文化7年
1810/05/
むすめ
「娘の猫をいたきてたてる画に ふり袖につゝむとすれどから猫の妻こふ心しるやき娘」六々集②221文化12年
1815/01/
「藍錆のかたびらをきて、青傘をすぼめてもつ絵に
 藍錆の藍より出でゝ青傘をひらかぬうちぞ娘なりける」
七々集②260文化12年
1815/09/
「十二月の景物に女の風俗ゑがけるに 正月 羽子板に娘
 ねがはくは手がひの狆となりてみんやあらよい子や千代のこざの子」
七々集②285文化12年
1815/12/
「十二月の景物に女の風俗ゑがけるに 五月 菖蒲湯 娘
 湯上りにみしをあやめのねざしにて下女のさつきが文の取次」
七々集②285文化12年
1815/12/